36話 ページ37
Noside
「俺はケガを恐れろっつってる訳じゃない！今壊されたら大会も終わるんだぞ……
お前の夢が!!俺たちの目標が終わるんだ!!!それを恐れろっつってんだ!!
お前はアイツと俺たちの夢を終わらせるのか!?」
「慶………」
『慶、くん……』
普段なら見せない怒りを顕にした井浦に一同は驚愕する。
しかしその怒りこそ王城を冷静にさせた
そのくらいに井浦の怒りは響いた。
「……悪い………」
「いや……ただ僕は…」
王城に悪気はなかったのだ。
ただ彼は井浦をこの世界に誘ったが、彼に未だに勝利を手にさせたことがなかったのだ。
「ゴメン分かった……でも僕…」
「分かってる。練習試合だからって、俺も負ける気はない。」
次の攻撃で高谷を追い出さなくてはならない。
しかし彼は異常である故に並の
だからこそ王城はある人物に託した。
「宵越君。キミが僕の代わりだ。高谷煉を……追い出せるのはキミだ。」
タイムアウト30秒が経過して攻撃は能京からとなる。
『(あんな顔の宵越君…初めて見る……)』
今まで自分1人が勝てればいいと思っていた宵越。しかし今の彼の中にあるのはただひとつ。
”初心者”としてチームを勝たせることだけを考えている
高谷を狙うが、しっかり周りも見る
「(牽制……周り見えてんじゃん。ただ……音、目線、表情は隠せてない。キミがどう動くかは……わかる) 必死になるほどわかりやすい。バカのやる事っしょ〜もっと楽しんでやろーぜ？」
「……うるせぇ。
(スポーツなんて元々バカらしいもんだ。といつもバカみてーに考えて、バカみてーに練習して、最後は勝ってバカみてーに喜ぶためにやってんだ!!)」
一瞬のキャントのあと宵越は体勢を低くする。
キャントは30秒を超えている。間違いなく狙ってくる
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巫和泉(プロフ) - ゆるふわ犬さん» ゆるふわ犬さん。いつもありがとうございます！コロナ禍でお互い大変かと思われますが、体調をくずされませんようお元気でお過ごしください！これからもよろしくお願いいたします┏○┓ (2021年4月18日 14時) (
レス) id: c314aa38cf (このIDを非表示/違反報告)
ゆるふわ犬(プロフ) - 巫和泉様、この度は新作を作ってくださってありがとうございます！巫和泉様の神作全て拝読しております！コロナ禍で大変なご時世ではありますが体調に気をつけてお過ごし下さい。続きをお待ちしております！ (2021年4月14日 22時) (レス) id: bd276433d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：巫和泉 x他1人 | 作成日時：2021年4月10日 22時
