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そっとハンカチに包まれたものをのぞくと
俺がいつも片耳だけに付けてるイヤリングだった。
「あの、、きのう、、」
松村「それ、要らないし、捨てといて。」
それを見て、少し困らせたかった、なんて感情が一気に冷めて
君の言葉さえも遮って、冷えきってしまった空気
「えっ、、でも、、、いつも着けてますよね？」
松村「じゃ、俺が捨てる」
乱暴に掴んで、コーヒーメーカーの隣にあったカス入れに
ボトン、と落として
もう、二度とそれを救いあげることは出来なくなった。
これで、いいんだ。
「あっ、、、」
松村「てか、昨日は酔いつぶれてた美波さんを送っただけだから。なんもなかったよ」
「っ、、、」
松村「じゃ、仕事戻るね」
君のそんな顔が見たくなくて、デスクに戻った。
多分、これは八つ当たり、になってしまうのだろうか。
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まゆみん(プロフ) - 最初から好きではないパターンですか？ (3月17日 8時) (
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作者名：生物 | 作成日時：2024年1月20日 4時
