大好き程度で結婚すんじゃねぇぞ。 (ページ22)

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とりあえず適当に走り出した車、反応した××駅に近づいてみる

スヤスヤと寝息が聞こえるのに俺の腕を少し掴んで離さない

松村「俺じゃなかったら今すぐ食われてるよ」

なんて言った見たけど、俺でも危うい。

高地はどんでもないものを押しつけて帰った。

明日説教だ。

なんて思ったけど明日休みじゃん、最悪。

松村「あ、、」

もう体が覚えてしまってる道を走って着いたのは俺ん家。

別にいやらしい意味もなんもない。

ただ着いてしまっただけ。

案外近くに住んでるのかもしれない。

「しぇんぱいものみまぁ〜す！」

松村「え、ちょっと待って」

急に車をおりたかと思えば俺より慣れた手つきで

番号を押して解除した。

松村「は、、？ちょっと待ってここ住んでんの？」

「ふぇ、はあい。なんでー？」

松村「え、いや、、。何階？」

「ろっかあーい」

楽しそうにエレベーターのボタンを押しては

俺の気持ちを置いていくように上がっていく

松村「はぁ、マジかよ。」

「ただいまあーん」

現在地 601号室前

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