ジェシーの妹はたろちゃんに叱られたい！ (ページ28)

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ジェシ「ほら、おいで？」

お決まりのハグ、
喧嘩して仲直りした時も、落ち込んだ時も、嬉しい時も
こうしてハグをしてくれた。

マミィとダディがいつもしてたからかな。

「うげっ、鼻水ついてるやだ」

ジェシ「ええっ！お前のだよっ！」

「やー！着替えてお腹すいたからご飯でも食べよっ」

逃げるようにキッチンへ行くと
いつかの置いていった洗濯済みの服を嬉しそうに来て着いてきた

ジェシ「ん、これでぎゅって出来るね」

「ん、一緒の匂いがする」

ジェシ「これまじいい匂いだね」

「てか何がいい？カレーとシーフード」

ジェシ「うわ、そうだ。A料理とかしねぇじゃん。
何する風に聞いてんの？」

「悪かったねっ！」

ジェシ「よし！焼肉いこっ」

そう言って腕を引っ張って連れてかれてしまう

行こうって言ってくれるのは嬉しいんだけど、
いつもおにぃちゃんって私が“焼く姿がかわいい”とか変なこと言って、焼かせるんだよね

ま、楽しいからいいんだけどね。

おにぃちゃんのおかげで少し軽くなった気がする。

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