両手に花で行きましょう！【名前変換オリジナル】

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瑠衣side








Aさんと付き合って、2ヶ月が経過した。
1対1では無いこの関係に違和感を覚えなくなったのはいつからだろう。








和樹「お、瑠衣くんじゃん」



「こんにちは〜今から帰りですか？」



和樹「そうそう、瑠衣くんは部活だよね？頑張って！」


「ありがとうございます」









和樹さんは俺とは違ってキラキラしてる。

学校でも有名な人だし周りにいつも人がいる陽キャ



俺は普通の高校生だし、全く別次元の人みたいなのに
付き合っている人は同じ人







和樹「もうすぐ西高と練習試合なんだっけ？」


瑠衣「あ、はい」







Aさんに聞いたのかな？

2人は家が近いから毎朝一緒に学校に来ているらしい



俺よりも一緒にいる時間はきっと長いんだろう













和樹「西高に知り合いいるんだけどさー、治安悪いし調子乗ってるから絶対勝って 笑」



「和樹さんは地球人ほとんど知り合いなんじゃないっすか？」


和樹「いや、俺をなんだと思ってるの 笑」






ふと、目を足元に向けた。









「和樹さんって足首にミサンガしてたんですね」


和樹「あぁー、いつも靴下の中に入れてたんだけど出てきちゃったか」



「ピンクと水色って…」



和樹「可愛いだろ〜」








この人の考えもセンスも何もかも俺とは違って、全く分からないけれど…







負けたくない。


今は先越されても、俺は……

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