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二郎｢ただいまー！
兄ちゃん！兄ちゃんに依頼があるって！｣
一郎｢おかえり！
っと、そこの女の子か？｣
｢初めまして、池中Aです。
インターネットのサイトを見て萬屋ヤマダを知り、依頼をお願いしたくて今日は来ました｣
一郎｢そうか！あれを見たんだな！
玄関じゃあ、話しにくいでしょう
どうぞお入りください。｣
｢お邪魔します｣
山田一郎さん、山田くんと似てるな……
やっぱり、オッドアイなんだ
でも、一郎さんはオーラがすごいというか、男らしいというか…
一郎｢どうぞ、こちらに｣
｢ありがとうございます｣
玄関から少し歩いたところに部屋があり、その中のソファーまで案内してくれた
ここが談話場というか、仕事場なのだろう
山田くんもいつの間にか居なくなってる
一郎｢早速だけど、今日はどういったご依頼で？｣
｢実は……｣
私は一郎さんに
姉が行方不明であること
しかし、イケブクロにて目撃情報があった
が、探偵・情報屋2人では未だに捜索が難航していること
そして
警察から連絡が来ないこと
を話した
｢是非とも、姉の捜索をお願いしたいです。
もちろん、依頼料は払います。
探偵・情報屋と警察が無能であるとは言いません。
しかし、これ以上の進展の見込みがありません
どこの情報屋も今はどうも忙しいみたいで…
一郎さん、姉を探すのを手伝ってください。
お願いします。｣
Aは座りながらも姿勢よく礼をし、一郎の眼を見つめた
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作者名：りりー | 作成日時：2019年2月26日 23時
