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「なんでも?」
「なんでも」
「ふぅん、筋肉は?」
「普通の人よりはあるかな。
何か鍛えてそう
でものぞみちゃんのタイプとはちょっと違うかな……」
「あぁ。残念」ガクッ
「いつ会ったの?」
「昨日」
「きのう……
え!昨日!?」
「ちょっと出かけてる時にバッタリと……ね」
「どこで?」
「……ヨコハマ」
ガンッ!!!!
「?!」
「……」
「だあいじょーぶ?」
「痛っって……
おい、違ぇよ。
寝返りしてたらよ、打っちまったんだよ
ここを」
そう言ってタンク裏で寝てたであろう二郎は
自分のコメカミを指さした
「……あっそ」
「(仮にもイケブクロ代表だもんな……
敵ディビジョンの名前をコイツの居る所で出すのは失礼だな
一郎さんは、ヨコハマのことあまりよく思ってなさそうだったし)」
「(ヨコハマ……ハーフ
背が高くて口調が独特……
そんで
なんでも食う奴………
って、気になってんじゃねぇよ!!!
てか、打ったとこまじで痛てぇ……)
いってぇなぁ……」
「保健室行ってきなよ」
池中はそう言って犬を扱うかのごとく
俺に手をシッシと振った
「(やっぱ、山田君ちょっと怖いけど池ちゃんと居ると面白いわー
___
………でも池ちゃんは渡さない…)
フッフッフッ……」
「のぞみちゃん?」
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作者名:りりー | 作成日時:2019年2月26日 23時