・rabbit ページ35
時は遡り、Aがヨコハマの署を訪れたとき
警「(池中僪さん……2年前から行方知れず…か
捜索願は………確かに受理している。
この時担当したのは〇〇さんか…)」
彼はこの署に就いてから日が浅かった。
先日までは別の署で勤務していたが、緊急の応援要請があったため、最近はこの署で仕事をしていた。
警「(この場合は〇〇さんに確認を取った方がいいが……さっき事件に出たんだったな。
なら、入間さんに確認をした方が早いだろう)」
彼は入間さんこと、
ヨコハマ署組織犯罪対策部巡査部長
入間銃兎のもとへ向かった
デスクには居なかったので思い当たる場所へ足を運ぶ
警「すみません、今よろしいですか。」
入間「はい、なんです?」
入間は喫煙所にて一服していた
すぐに火を消し、彼は名も知らぬ警察官と向き合った
警「実は…
___
とのことで…」
入間「ああ、
もちろん現在も捜索中です。しかし、難航しているので、生存確認の連絡はまだ待っていただきたいとご家族にお伝えください。
あと、私はこれから出るので何かあれば私のデスクにメモを置いててください」
警「そうでしたか。
休憩中失礼しました。」
彼はそう言って入間の前から去っていった
入間は再び懐から新しい1本を取り出し火をつけた
__
_
入間「(
【池中僪を中王区へ送る車を用意しろ】ときた
奴らが、我々をタクシーとでも思っているのかと腹が立ったのも覚えている
しかし、遂行しなければ我々の存在が消される……
たしか、家族からの捜索願は受理した後
捜索は難航
と偽造しろとの指示もあった…
たった一人の女に、なぜここまでするのかは少々気になるが、
まぁ、どのみち見つからないだろう)
フゥー………」
入間「さて、あのヤクザを解放しなければ……
ハァ……」
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作者名:りりー | 作成日時:2019年2月26日 23時