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・yamada bro ページ26

一郎「男3人に、違法マイクで襲われた?!」



三郎「はぁ、これだから低脳は。なんでAさんを1人にさせたんだ!!あの辺の治安を考えれば彼女を1人にするなんてなかっただろう!?」


二郎「それも含めて、反省してるよ………」






一郎「……しかし、違法マイクとはいえ、ヒプノシスマイクは精神攻撃のマイクだ。それが効かなかったとはな…」



三郎「マイクが壊れてたとか…」


二郎「いや、それはねぇ。確かに俺は感じた
あのマイク独特の攻撃を。奴らも、俺や兄ちゃんには劣るラップスキルだったけど、並の奴らよりはマシな方だと思う

それに、あいつら最近ブクロ内でもラップの実力は上のほうだって聞いたことあるんだ」





三郎「でも、ヒプノシスマイクの効能が効かない人がいるなんて、初めて聞きました。」



一郎「あぁ。確かにな。






……(もし、Aの姉、(くるい)さんも同じ体質だとしたら……?







まぁ、中王区のやつらは黙ってはいられないだろう…)









?!」ガタッ








二郎/三郎「「兄ちゃん?/一兄?」」



一郎「(これは憶測だが……









僪さんは、もしかしたら…)」






一郎「二郎、三郎。俺は明日からしばらく家を空けるかもしれねぇ。留守は頼んだぞ」


二郎「…うん」


三郎「分かりました。」









_______________







「あ、星が見える。


……………」



夜が明けて朝になれば、姉探し。



もし、このまま見つからない日が続いたら?


きっと今もどこかで生きているはず。


ちゃんと、ご飯食べてるかな。痛い思いをしていないだろうか。




このままでは、本当に何も見つけられない。




このままでは……







「もう限界か……。


くる姉、私…」









「どんな手を使ってでも、貴方を見つけるよ。」









すると、ふと目に入ったのは1枚のポスター








「中王区…言の葉党、、勘解由小路無花果」






そうだ。


親が離婚して、私達姉妹とお父さんが引き離されたのも、今のおかしな法律のせい


そこから歯車は狂い出したのだ






「こいつが…!!


こいつさえ居なければ……!!」









私はそのポスターを剥がし


バラバラに破った。








「私の役目は、くる姉を見つける。


そして









この女を殺す。」

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作者名:りりー | 作成日時:2019年2月26日 23時

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