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さて、

イケブクロは初めてではないので不慣れなことはそれほど無いであろう

しかし、問題は学校生活だ





ヨコハマの祖母の家から通った学校では正直、多くの人と仲良くなろうとばかりして八方美人に振舞っていた

その中で、親友と呼べる人はいたかというと答えは否だ。




だから、私は新しい学校ではありのまま、素の自分でいることに決めた

ありのままの私を受け入れてくれる人を親友と呼ぶことにしたのだ


そう、あの雪の女王のように……


というのはどうでもいい。



今は呼ばれるまで廊下で待機している

緊張で足が震えてきた。




なんとか、震えを抑えようとしている時







先生「_______、__。


それと、先日から言ってたとおり
転校生が来ている
紹介しよう



池中、入りなさい。」





ガラッ









「初めまして、池中Aです。
イケブクロには以前にも住んでいました

久々なので、新しいお店があれば教えてください。
よろしくお願いします!」





うむ、声もよし、笑顔もよし。



緊張したものの上出来ではないか。



素の自分を出すためには
まず良い印象を与えつつ、

打ち解けてきてから


だな。





ざっと見たところ、男女の比率はそこまで偏りはないみたいだ

前の学校は女子が多かったからな…色々と面倒だった。



先生「聞きたいことがあるやつは休み時間にでも聞けよー。


池中の席は後ろの………


あそこの空いているところだ。




一校時は集会だ、準備しろー。」




ガタガタッ


生徒は各々立ち上がり体育館へ向かう




女生徒1「池中さん、体育館まで案内するよ!
一緒に行こう?」


「うん!荷物置いてくるね」


私は自分の席へ荷物をおき、声をかけてくれた子についていく









男生徒1「転校生女子だったなー」

男生徒2「顔は俺の好みだったぜ!」


男生徒3「お前、マジで面食いだな!!女は何考えてんのか分かんねぇから、こえーだろ!!」

男生徒2「お前はもっと女の子に心開けよ〜!」



「「「ハッハッハッ」」」




男生徒1「いやあ〜、女子ってことは二郎がもらえる弁当もふえるんじゃねぇ??」





二郎「はぁ・・。俺は別に女子から弁当もらいに学校来てるんじゃねぇぞ」


男生徒2「そう言って〜、今日も朝から弁当貰ってたじゃんかよ〜

お・ん・な・の・こ・に!」






二郎「へいへい

おら、遅れんぞ。」

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作者名:りりー | 作成日時:2019年2月26日 23時

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