5話 ページ6
sideなし
越知はAを抱えながら合宿所を少し歩いてみた
するとテニスボールが跳ねる音が微かに聞こえてきた
越知「…」
越知が音の聞こえる方に歩いて行くと
他の場所よりひらけた場所に出た
テニスコートがいくつもあり
そこには越知より少し年下ぐらいの学生が大勢いた
?「おや?」
?「おいこんなところに自分の女つれてくるなんてとんだわからずやがきたもんだ」
テニスコートを挟んだ道には越知より少し小さいが他の者よりずば抜けて大きい白衣を来た男と
金髪でヘアバンドをつけた男がいた
?「こんにちは
君は越知くんかい?
その子はAちゃんだね
僕はU−17精神コーチの齋藤です
こちらは君と同じU−17の日本代表候補平等院鳳凰くんです」
越知「コクッ」
平等院「てめぇ…生憎だがここはデートスポットじゃねえんだ
その女と離れたくないなら帰んな」
彼は越知が頷くだけだったのが気に触ったのか
それとも彼が言ったことが本当に不愉快だったのか
それは分からないが鬼の形相で越知に言ってきた
だけど越知は動揺の色を見せなかった
『ぅん…越知くんごめん長いこと寝ちゃった』
越知「……平気だ」
『もう下ろしていいよ』
越知はAを壊れ物を扱うかのようにゆっくり下ろした
『それでこの人達が責任者さん?』
平等院「ああ!?」
どうやらAは齋藤と平等院をセットで責任者と勘違いしているらしい
さあどうなるAと越知!?
そして平等院は誤解を解けるのか!?
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月夜(プロフ) - 越知さん大好きなので応援しています。更新頑張ってください。 (2021年9月30日 21時) (レス) id: 0ff56f7beb (このIDを非表示/違反報告)
黒い兎 - ありがとうございます!これからも頑張ります! (2018年12月18日 1時) (レス) id: 4d061b1e3d (このIDを非表示/違反報告)
ユッキー(プロフ) - 越知さん大好きなので、この作品とても有難いです!応援してます。頑張ってください! (2018年12月16日 20時) (レス) id: 127851c6f5 (このIDを非表示/違反報告)
黒い兎 - U−17大好き!さん» はい!ありがたきお言葉!しっかり完結させますね!これからもよろしくお願いします! (2018年5月9日 19時) (レス) id: b6e57cabd9 (このIDを非表示/違反報告)
U−17大好き! - この小説越知さんが出てる!って思って読みました。一言だけ言わせてください。黒い兎さん最高です!次も楽しみに待ってます!そして途中で終わらないでちゃんと完結してほしいです! (2018年5月9日 19時) (レス) id: d3b3df4a73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青のクッション | 作成日時:2018年5月5日 12時