某キセキたち ページ35
「いやー、それにしても全然やりごたえ無かったっスよねー」
「はい。僕もちょっと拍子抜けしました。」
あれから2週間。OFFを消化するべくしばらく日本に滞在する俺は、さつきが集合をかけた店でテツと黄瀬と大人数用の席に座って待機している。
この店のパティシエである紫原はもうそろそろ来ると言っており、たまたま(なのかはわからないが)視察に来ていた赤司も参戦するらしい。
つまりはこないだ集まったメンバーのほとんどが集まった訳だ。
そんで今話題にあがっているのは、あの時俺達にボロクソにされた奴らだ。現在、新生キセキの世代と言われているのはホントらしいが今は中学バスケのレベル自体が俺達ん時に比べてかなり低いらしい。
「待たせたね。」
「お仕事終わったし俺と赤ちん参戦〜」
「つーか、集めたさつきがいなくね?」
俺がそうため息をついたとき、入口から聞きなれたさつきの声が聞こえた。
「遅れてごめんねー!!」
「おせーよ」
「仕事お疲れ様です。」
「話ってなんスか??」
「そうそう!こないだのストバスでの試合の特集組んだ月バス明日発売なの!!それでね、一足先にお届けしようと思って!」
「へー、どれどれ?」
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作者名:真紘 | 作成日時:2017年9月3日 22時