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光彦くんの言葉に、チラリと2人へ視線を送ると、私に抱えられている透流は、ぷい、とそっぽを向き、郁流は困ったように澪の方を見ていたり
話している感じでは、別に怪しい所などないけれど、あの2人がこれだけ警戒しているなるとと少し気になる。
この場を離れてしまうのが得策かな？
そう思った時に、聞き覚えのある声が耳に入ってきた。
「こちらの責任者を出してもらいたい。目暮警部でしたかね。その女は昨夜警察庁に侵入した者だ。速やかに引き渡すように。貴方たちに拒否する権限はない。」
そう言ったのは、零の仕事仲間である風見さんで。思わずじっと見ていると、気付いた風見さんが視線を合わせてきた。
「Aさん...あぁ、澪ちゃんの退院ですね？おめでとうございます。気を付けてご帰宅なさってください。」
それでは。
そう言ってすぐに、目暮警部から引き渡される事になった女性を連れて立ち去っていく。
余りの急ぎ様に、思わず返事をしそびれた。
「おかあさん、もうおわったならかえろ？？」
女性との別れを惜しんでいた少年探偵団とそれに混ざっている澪。それを1歩後ろから見ていた郁流は、くるりと振り返ってそう口にした。
それに賛同するように首を縦に振る透流を見て、澪に声をかけて早々にこの場から立ち去る事にしようとすれば、その声は光彦くんの声にかき消された。
「そうだ！！お姉さんの為に観覧車の写真撮ってきましょうよ！！！」
「いいなそれ！！！」
「私も行く！！！」
「......！！！」
「澪ちゃんもきたいんですね！！！」
光彦くんの、澪ちゃんも、という言葉を聞いて透流と郁流がカチン、と固まった。
「え？...みお、おれたちははんたいだ！！」
私の腕から降りて慌てて澪の所へ行った透流が必死に澪を説得しようと試みるも、澪は縦に首を振らない。透流はどうしよう...という顔でこちらに助けを求めてきた。
そうなった澪は止められない。
その意味を込めて首を振れば、透流と郁流は頭をたれた。
...あぁ、大変なことになりそうだ。
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学校が...！！！始まっちゃいました...！！！
うわぁぁぁ
更新は出来れば平日も、土日は4.5話という感じにする予定です！！
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2806 - 227の一番最初の会話文名前変換がされません。 (2020年5月5日 23時) (
レス) id: 9f4a8947a4 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - 紫乃さん» もしノット生存だった場合は番外編書きますね！！続編もよろしくお願いします！！！ (2018年9月15日 21時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - 紫乃さん» コメントありがとうございます！！篠崎さんはもっと後に出てくる予定の重要人物かもしれません笑キュラソーに関してはネタバレになるのでノーコメントで笑ただ私も一応どちらのルートも考えているので迷ってます... (2018年9月15日 21時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - salomeさん» 了解です！！本編では、ハロは純黒の悪夢後に出てくる予定です！！番外編は書き次第のせます！！リクありがとうございます！！ (2018年9月15日 21時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
紫乃 - 本編でキュラソーが原作通り死んでしまうのなら、番外編の方でキュラソーの生存ルートで三つ子や少年探偵団と仲良くしているお話が読みたいです...！勿論いつになっても構いませんので...！続編も応援しています！！ (2018年9月15日 15時) (レス) id: ac941b5bc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空良
| 作成日時：2018年8月15日 21時
