詳細を話したら ページ21
「それで？萩原と会ってどうしたんだ？」
「いや、普通に、なんでいるの！？って言われて寝てましたって言ったら研二くん付き添いで下まで降りる事になったの。1番軽装備だったから。したら、１階についたところで上で爆弾ばぁーんって。」
「...そうか。萩原は今度説教だな。それじゃあ松田と伊達は？」
「陣平くんはねぇ...」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まだ、3つ子が歩くようになってすぐくらいだった。
その日は3つ子が3人揃って熱を出していた為、米花中央病院に診察を受けに行っていた。
普通に熱が出ているだけということで、薬等を受け取ってから3つ子を待たせていた場所へいけば、何故か郁流がいなくなっていた。
郁流には、熱が出ると隅っこを探してフラフラする癖があったのだ。
ヤバい、と焦った私は、澪と透流を近くを通った看護師の方にお願いして郁流を探して歩く。
すると、突然郁流が紙袋を引きずって此方に向かってきているのを見つけたのだ。
「どうしたの？」
そう声をかければあー！と言う声と共に向けられる紙袋。中を見れば、カチカチというタイマー音のする四角い箱のようなもの。
4年前に一瞬だけ見たそれに酷似していた。
それに気が付いた私は、慌てて携帯を取り出し先に連絡先が出てきた陣平くんに電話をかけた。
「ま、まつださん！！！ば、ばくだ...！！」
陣平くんが電話に出た瞬間、テンパった私は陣平くんの声を聞くことなくそう言った。詰まりに詰まった言葉だったが、意味を理解してくれたらしい彼は今どこにいる？と固い声で聞いてきた。
「米花、中央病院。」
「本当か！！！！俺は今ちと行けねぇから、萩原を寄越す。...ありがとな、A。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 792人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぷぅ(プロフ) - はい、ありがとうございます(#^.^#) (2018年11月4日 2時) (
レス) id: d0100f321f (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ぷぅさん» 激裏...書いたことが無いのでとりあえず他の方の作品読んで学んできます笑書けそうでしたら書きますが、無理..！！ってなったらごめんなさい！！ (2018年11月3日 23時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - 番外編の方に半年前に二人が久しぶりに一つに繋がった時の激裏ストーリーを書いて欲しいんですけど可能でしょうか？もし可能であれば宜しくお願いします(´∀｀) (2018年10月24日 16時) (レス) id: d0100f321f (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - salomeさん» ありがとうございます！！！たしか、ナタリーさんの子供と3つ子の話の後くらいにリクエストして下さいましたよね！！その位にいれておきます！！ (2018年10月14日 22時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
salome(プロフ) - リクですが前に同期組と沖矢さんとハロの絡みを見てみたいという話覚えていますがハロを見た時どんな反応をしたり可愛がるのが見てみたいし名前の由来で盛り上がったりそこに降谷一家も交えてほしいです (2018年10月14日 19時) (レス) id: 31aa9c013b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：空良
| 作成日時：2018年8月20日 9時
