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RAP MONSTER
コンサートが終わり宿舎に着くと、疲れが溜まっているのかみんなすぐに眠りについた。
それから3時間ほどしてソランヒョンが帰ってきた。
AI「ただいま〜って誰もいない･･･ん？誰？」
「俺です。ちゃんと説明してくれるまで寝ませんから。」
ヒョンの体調が悪いとみんなに誤魔化したあと、俺はヒョンが帰ってくるまでずっと待っていた。
AI「･･･うん。ちゃんと話すよ。」
ソランヒョンから聞いたことはどれも初めて聞く事で、息が止まりそうなほど驚いた。
1週間も前に殺害予告の手紙が入っていた事。
その犯人がスタイリストのスタッフで、理由はソランヒョンが防弾少年団にいるのを反対していたから。
なんだよそれ･･･
「なんで、何も言ってくれなかったですか？せめて俺にだけでも･･･」
AI「･･･ごめん。でも話してたらどうなってた？コンサートは中止？そんなの絶対に嫌なんだ。」
「それは･･･わかりません。･･･ヒョン、そんなに俺が信用できませんか？相談したって何の役にも立たないって、そう思ってますか？」
リーダーなのに、何も知らされずただ見ている事しかできなかった俺は自分の不甲斐なさを感じていた。
AI「違うよ。僕ね、君達に感謝してるんだ。毎日楽しくて、嬉しくて･･･幸せなんだ。皆には悲しい思いとか、苦しい思いとかをして欲しくないんだ。君達にも幸せでいて欲しいんだよ。」
そんなの、俺達だって同じなのに。
なんでこの人はいつも自分よりも俺達を優先させるんだ。
「俺は！･･･俺は貴方を守りたいんです。お願いですから無理しないでください。」
また守れなかった･･･
俺のせいだ･･･
俺がこの人をグループに誘ったから･･･
泣く権利なんか俺にはない。
傷ついたのはソランヒョンなんだから。
なのに、涙が止まらないんだ。
AI「ナムジュナ。ありがとう。僕、君のおかげで幸せなんだ。君が防弾少年団に誘ってくれたから、皆に出会えた。」
ヒョンが俺の手を握ってくれた。
痛いはずの腕で抱きしめてくれた。
あーどうしてこの人はこんなにも優しくて温かいんだろう。
どうして傷ついたこの人じゃなくて俺が泣いているんだろう。
「これ、逆ですよね？ヒョンが泣いて、俺が抱きしめるのが正しいんじゃないですか？」
AI「ん〜いいんじゃない？気にしない、気にしない！」
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ゆめ(プロフ) - ありがとうございました。すっごい面白かったです！ (2018年10月19日 20時) (
レス) id: fed9021c8c (このIDを非表示/違反報告)
月未(プロフ) - phantom1225さん» 分かりました！！リクエストありがとうございます☆ (2018年10月14日 14時) (レス) id: 6291adf179 (このIDを非表示/違反報告)
phantom1225(プロフ) - はい！おまかせでお願いします！！ (2018年10月14日 11時) (レス) id: f79f86496e (このIDを非表示/違反報告)
月未(プロフ) - phantom1225さん» 夢主はどんな役でもいいですか？ (2018年10月14日 8時) (レス) id: 6291adf179 (このIDを非表示/違反報告)
phantom1225(プロフ) - リクエストお願いします！ハウス・オブ・アーミーを見たいです！出来たらお願いします！！更新頑張ってください！ (2018年10月13日 21時) (レス) id: f79f86496e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月未
| 作成日時：2018年10月1日 11時
