碧海さんリクエスト 1 ページ29
RM
由々しき事態。
今の俺の状況を表すとしたらこの言葉が妥当だろう。
MG「ナムジュン、お前の予想通りだ。スタッフの中にソランのスケジュールをサセンに伝えている奴がいる。」
RM「やはりそうですか・・・」
ここ数週間ほど、ソランにサセンが張り付いている。
グループでの活動のときはもちろん、個人の仕事で出掛けた時にも気づけばソランの近くにいるそうだ。
それも1人じゃなく数人で。
まぁそれだけならアイドルやってればよくあることだと諦めもつく。
けれど、そこに事務所のスタッフが絡んでいるとなると話しは別だ。
そもそも俺がスタッフが情報を流しているのでは?と疑問に思ったのは、つい一昨日の事だった。
その日、ソランは雑誌の撮影の為にマネージャーと2人で撮影スタジオへ行っていた。
けれど、実はこの撮影はマネージャーの勘違いで日にちが1日ズレていた。
だから撮影スタッフはソランが来る事を知らなくて驚いていたそうだ。
それだけならマネージャーの笑い話で済むが、なぜかそこにサセングループがいたらしい。
スタジオのある建物の前に陣取り、ソランに手を振っていたそうだ。
マネージャーが呆れて頭を悩ませている事を事務所で聞いとき、ふと疑問に思った。
なぜサセンはソランのスケジュールを知っているんだと。
俺達のスケジュールには公式と非公式のものがある。
公式のスケジュールには多くのファンや多くの報道陣が集まるのは仕方ない。
けれど、非公式のはずのスケジュールまでついてこられるのは正直面倒だ。
それでもどこでどうやって調べるのか、俺たちの前に現れる。
けど、今回の事はどう考えてもおかしいんだ。
だってそうだろ?
その仕事のスケジュールを知っているのはうちの事務所、しかもうちのマネージャーに近い人だけだ。
間違ったスケジュールなんだから、相手側の制作会社やスタッフは知らないはずだ。
うちの事務所にサセンに情報を流している人がいるのは明らかだった。
その事をマネージャーに話すと、呆れた顔が青く引きつった顔になっていた。
そして詳しく調べてもらった結果、やはり事務所に情報提供者がいる事がわかった。
MG「もう少しはっきりわかるまでは誰にも言うなよ。特にソランには・・・頼んだぞ。」
「はい。」
そんなの言えるわけないじゃないか・・・。
729人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月未(プロフ) - ユンさん» わかりました!リクエストありがとうございます!書いたら次のシリーズでアップしますね!少しお時間かかると思いますけど書かせていただきます! (2019年6月7日 17時) (レス) id: 79c4467898 (このIDを非表示/違反報告)
ユン - リクエストさせてください。いつもソランが先輩だから手加減してたウジがマジギレしちゃう的な話どうですか? (夢オチ?) (2019年6月6日 17時) (レス) id: 61e4cc3c79 (このIDを非表示/違反報告)
月未(プロフ) - ゆめさん» リクエストありがとうございます!次のシリーズで書かせていただきますね! (2019年6月5日 16時) (レス) id: 79c4467898 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - そこで夢主の女装だったということに気がき、失恋?したグクは夢主に八つ当たりをするという話を書いて欲しいです。 長くなってしまったので、2つに分けさせていただきした。すいません、更新頑張ってください! (2019年6月5日 8時) (レス) id: fed9021c8c (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - 撮影の日(個人撮影)でグクが一目惚れしちゃって、初めての恋みたいな感じで、いつもボーッとしたりしてすっごいまた会いたいなみたいな恋焦がれるみたいな感じになってしまい、ヒョン達も応援しているんですが(夢主以外)個人撮影の雑誌が出てきて、 (2019年6月5日 8時) (レス) id: fed9021c8c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:月未 | 作成日時:2019年5月8日 6時