防弾のハイテンションボーイ 7

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ソランの一目惚れから2週間。


今日の撮影が終わると防弾少年団がこのスタジオへ来る事はしばらくなくなる。


スタジオに来る度にソランの想い人を探すが見つからない。


JH「ソラン、結局会えませんでしたね。」


JN「そうだね･･･。」


RM「まぁ難しいですよね。名前も顔もはっきりわからないんじゃ。」


SG「だよな〜。」


ソランが相手の事で覚えている事といえば、黒髪のロングヘア、着ていた服は花柄のワンピース、身長はおそらく165センチ程度。


あと顔がユンジに似ている気がする事だけ。


それだけじゃ見つかるはずもなく、本人も諦めモードでいる。


ｶﾞﾁｬ。


扉が開くと、同じ建物で雑誌の撮影をしていたSEVENTEENの控え室に遊びに行っていたジョングクが戻ってきた。


JH「あっ、ジョングクおかえり〜。ん？どうしたの？」


JK「あの･･･ソランヒョンの一目惚れの相手がわかったかもしれません。」


RM「え？！本当か？！」


SG「相手誰だ？！女優か？モデルか？アイドルか？」


JK「それが･･･」


ジョングクが差し出したスマホを覗くと、そこには1人の女の子が写っていた。


JK「これ、SEVENTEENのミンギュにもらったんです。」


JN「あー確かにユンジに似てるかも！あれ？ねぇこれってさ･･･」


男じゃない？


ジンの一言で固まるメンバー。


その時、ジンの携帯がけたたましく鳴り響いた。


JN「ん？テヒョンア？･･･もしもし？」


V「あっ、ヒョン？！助けて！ソランが、ソランが！！ジミナ！もっとちゃんと抑えろって！」


JM「やってる！お前も手伝ってよ！」


JN「ソランがどうしたの？！今どこ？！は？SEVENTEENの控え室？･･･おい、おーい！切れちゃった。」


何やら叫ぶだけ叫んで電話は切れてしまった。


JK「セブチの控え室行きます？この人にも会えますし･･･」


訳が分からないまま全員でSEVENTEENの控え室へと向かった。

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