ゆめさんリクエスト 1 ページ4
今日は海外でのコンサート。
そのコンサートも終盤になり、メンバー達が自由にステージを行き来する時に事件は起こった。
ステージ後方にある、ポップアップ用のセリからスタッフらしき影が出たかと思うとソランの腕を思いっきり引っ張った。
Li「ちょっ、・・・え?」
いきなりの事で、ソランは耐えきれずそのまま後ろに転がり落ちた。
Li「痛っ・・・はぁ?・・・君、誰?」
スタッフかと思われた人物は、ソランの知らない女の子だった。
『なんで・・・なんで・・・私の方が貴方を愛してるのに・・・愛してるのに!』
周りにいたスタッフに取り押さえられたその子は、ソランのサセンだった。
海外まで追って来たのに、手に入れたチケットが偽物だと分かり入場を断られたその子はスタッフに紛れてソランに近づこうと機会を伺っていた。
何度も、何度もソランに触れようとしたのに、ソランは自分を見てくれなかった。
それどころか他のARMYに笑顔を振り撒き、愛を囁く。
誰よりも、ソランを愛してるのに・・・
どうしてもソランに触れたかったその子は、やってはいけない事をしてしまった。
コンサートの最初に使ったこのポップアップ用の装置は、終盤では使う予定がなく周りにスタッフがいなかった。
その事に気づいたサセンは、そこからステージに上がりソランへ近づこうとした。
タイミングが悪く、たまたまそこに来てしまったソランを思いっきり掴んだようだ。
その結果、落ちた時にソランは左腕を強打してしまった。
JN「ソラン!平気?!サセンがいたって聞いたけど、なんでこんな所にいるの?!」
SG「動けるか?病院に・・・」
Li「大丈夫!!俺は平気だよ(笑)もう少ししたらステージに戻るからヒョン達も戻って!ね?」
見えないように腕を隠し、笑いながら話すソラン。
2人の背中を怪我していない方の腕で押し、ステージへと戻す。
Li「ユアヌナ!お願い・・・この腕どうにかして。」
ユア「どうにかって・・・あんた、ステージに戻るつもり?!」
Li「もちろん!俺がいないとみんな寂しいでしょ?だから、お願いします。」
1番信頼しているスタッフのユアに、痛みで動かない腕をどうにかしてくれと頼む。
どうにかと言われた所で出来ることは、痛み止めを渡すくらいしかない。
ユア「ソラン・・・しっかりやってきなさいよ!」
Li「ちょっと!背中叩かないでよね(笑)大丈夫、見ててよ!」
640人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月未(プロフ) - さやさん» ごめんなさい、今はリクエストをお受けしてなくて・・・また再開した時にリクエストをお願いしてもいいですか?せっかくリクエストいただいたのにすいません。 (2019年4月3日 15時) (レス) id: 79c4467898 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - リクエストさせていただきます!そらんが変な薬をのんで子供になった?!とゆうことをつくってほしいです!(語彙力なくてすみません。) (2019年4月3日 4時) (レス) id: 7eea8a95da (このIDを非表示/違反報告)
ゆる(プロフ) - ありがとうございました!これからも楽しみに読みます! (2019年3月26日 21時) (レス) id: 99c551705d (このIDを非表示/違反報告)
くふ(プロフ) - 更新頑張ってください! とても面白くて何度も読み返します!応援してます! (2019年3月26日 17時) (レス) id: a0c9b9060f (このIDを非表示/違反報告)
小春(プロフ) - リクエストのお話を書いてくださりありがとうございました! (2019年3月25日 17時) (レス) id: bc5dc3272a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:月未 | 作成日時:2019年3月18日 15時