彼が消えて早5年。今私は...【番外編】

やっぱり澪が爆弾投下したけど ページ21

「みおはねぇ、すーくんのおよめさんになれますようにってかいたの！！！」



あうとぉぉおおおおー！！！！！




「澪ちゃんは沖矢さん大好きなのね！！」





私のそんな心の声を聞いていない園ちゃんは、さらに爆弾を投下していく。そんなことしたら零からもっと冷気が...！！！！






「うん！！すきー！！！」




「それは、うれしいですね。私も大好きですよ。」



昴さん乗ったらダメって...！！ほらみろ！！！



「うるさいですよ！！！澪ちゃんはパパの方が好きだと思います！！だってパパですから！！！ね？？澪ちゃん？？」



透さんこと零くんがおこじゃないか！！！







「なんで、あーくんひっしなの？？」



大正解ほんとそうだよね！！澪ちゃん！！！






「なんとなくですよ？？それより澪ちゃん、うんって言ってください。」






「...とお、かおはなにかいた？？コナンくんも！！！」



.....


「スルー！？！？？？？！？！？」




カオス。これはカオスだった。





澪のスルースキルによって昴さんと透さんの不穏な空気は払拭され、郁流と透流もそれに乗ってくれた為、なんとか軌道修正をすることが出来た。





「俺は、とうさんとかみたいに強くなる！！」





「...とお、それお願いじゃないよ。僕はもっと沢山本読めますようにってした。」




あ、そうだった。という透流。





コントのような2人のやりとりに、思わず皆で笑ってしまえば、2人もつられて笑い出す。




さっきの雰囲気とは打って変わって、賑やかな笑い声がその場に響いた。

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