大爆発はせず穏やかに終わった話 ページ22
短冊も書いたし、と学生組が帰っていき、明日朝からポアロという梓さん、そしてコナンくんと蘭ちゃんを送っていくとのことで昴さんが帰っていき、残るは透さんこと、零だけになった。
零が安室透と降谷零を完全に分けているため、安室透も1度帰宅した風に見せて鍵を使って零として入ってくる、と言って1度家から出ていった。
「ただいま。」
「パパ！！！！」
「とうさんおかえり！！！」
「おかえり。」
零の声に反応して玄関へと駆け出した3つ子をみと、微笑ましく思い微笑んでいれば、澪を片手で抱き上げ背中に透流をくっつけ、もう片方の腕に郁流をぶら下げた零がリビングへ入ってきた。
「おかえり、零。」
「あぁ、ただいま。早速だけど七夕の短冊書いていいか？」
そういった零はどうやら先程書かなかったらしい。
3つ子を引っつけたままベランダへ出た零を後ろから追いかけて、私もベランダに出る。
短冊を書く為に下ろされたらしい3つ子は、私の横に来てあぁー、と声を漏らした。
「おそら、くもっちゃった。」
「おりひめとひこぼしあえないね。」
「...はれないかな。」
そう言って織姫と彦星の心配をし始めた3つ子を、ふふっと笑ってからぎゅっと抱きしめる。
「あのね、大丈夫だよ？？「曇ってるのは、織姫と彦星が、デートを見られるのが恥ずかしいだけだからね！！雲の上でちゃんと仲良くしてるよ。だろ？？」...せーかい。覚えてたんだ、零。」
そう、この言い分は、小さい頃からずっと私が言い続けている事なのだ。会えないって考えるよりよくない！！？？と零にもゴリ押しした記憶がある。
「そんで、雨が降ったらそれは織姫の嬉し涙なんだろ？？...だから、澪、透流、郁流。大丈夫だ。」
「そっか！！パパがへいきっていうならへいきだね！！！」
「おりひめとひこぼしよかったな！！」
「おしあわせに！！」
空に向かって叫ぶ3つ子に、それを後ろからそっと微笑んで見守る零。その横に私。
こんな幸せが、ずっと続きますように。
「あ！！くも、なくなってきたよ！！」
「あまのがわみえた！！！！」
「...ながれぼし。」
心の中でそう願ってみれば、空に1つ星が流れた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【早く本当の家族になれますように。零】
園ちゃんが持ってきた：）リク��→←やっぱり澪が爆弾投下したけど
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空良(プロフ) - 莉奈さん» 凄く遅くなってしまってすみません...ネタを分かって貰えると凄く嬉しいです！！！！ありがとうございます！！！ (2018年9月28日 21時) (
レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
莉奈(プロフ) - 空良さん» 読んですぐわかりました！わかった人少ないと思いますが知ってるネタが出て来て嬉しかったです…！ (2018年8月23日 1時) (レス) id: a550825633 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 空良さん» まってます！ (2018年8月20日 8時) (レス) id: ae3d71bb82 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - 莉奈さん» ど、同志がいた...！！！そうなんです青い猫なんです分かってくれてありがとうございますもうほんとに大好きです(殴) (2018年8月20日 0時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - 桜さん» リクエストありがとうございます！！その2を少しずつ進めているので明日にでも公開にします！！そちらでリクエスト消化していくので順番き次第書かせていただきます！！ (2018年8月20日 0時) (レス) id: f2ba36fa24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空良
| 作成日時：2018年7月12日 18時
