【呪術廻戦】ギャルと呪術-10-

451：前回までのあらすじ ページ1

渋谷にて突如起こった未曾有のテロ。

その渦中で、ギャル呪術師可借夜Aの前に再び現れたのは、昨年亡くなった彼女の恋人＿＿＿＿夏油傑。
なんと彼は、別の誰かに体を乗っ取られており、その乗っ取った張本人こそ彼女が高専一年の夏に友人の仇の為葬ったはずの男であったのだ。

再び相見える事となった謎の男の出現に、五条は疎か、Aは為す術もなく不覚にも土地神改め＿＿＿＿夜一(よいち)と共に、当の夜一の術式で『凌駕万有呪術(りょうがばんゆうじゅじゅつ)』を剥奪されてしまう。



五条とA。
手足をもがれた二人に、渋谷一帯は一層混乱を増す。



情報が断絶された帳内。そんな中、戦況を動かしたのはなんと死んだはずのメカ丸であった。
メカ丸により、A達の事を知る冥冥班は虎杖に情報伝達の全てを託し動き出す。

虎杖は任を全うするべく、七海班と落ち合う。
一級呪術師でやっとの戦況の中、七海はもしかしたらとたった一つの策を立てるが、それは一体＿＿＿＿。


一方、僅かに呪力が残るものの戦闘の術を失ってしまったA。
しかし、その程度で折れる彼女ではなかった。



封印前に五条がAへと残した言葉、


「アンタの力で、僕を助けてくれ」


彼の言葉通りに、Aは五条悟奪還を目指す。



戦う手段を練るべく、まずは自身は果たして何者なのかを知ることにしたA。
その鍵は、過去に夜一と深い繋がりがあったとされる集落。その集落を潰したとされる『宿儺』にある。

己は何者なのか、どこから来たのか、全ての鍵を握る宿儺もとい虎杖のもとを目指すA。







同時刻、渋谷にてAは不穏な気配を察知する。
その気配こそ、亡き師＿＿＿＿伏黒甚爾のものであった。

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