056：幼女、かくかくしかじか ページ6
ヴォックスの言葉に、ヴァレンティノはハート型のサングラスの奥で眉を開いた。
隣の平たい顔のベイビーはと言えば、ヴァレンティノが足を止めたにも関わらず一人でつかつか歩き「あのガキめ…何も知らなそうな顔しやがって、次会った時はリードをつけてやる」と意気込んでいる。
「なぁ、おい」
「天使の羽がついたハーネスタイプのリードにしてやるからな。ハハハハ！！あのドールフェイスが屈辱に歪む顔が楽しみだァ！！」
「おいヴォックス！！」
「ん？あぁ、なんだヴァル」
漸くトリップ先から戻ってきてくれたヴォックスが、立ち止まるヴァレンティノに顔を向けた。
「なんだ、じゃねぇ！！いつからお前の頭はお花畑になったんだ。配電盤ひっくり返したら、キャンディ塗れとか言うんじゃないだろうな！？」
つかつかと長い足を動かし、ヴォックスに詰め寄る。
「生意気fuckin'ドラゴンのAって、あのAか？」
「君の言う“あの”ってどれだ」
「『ベビィ・ヒュドラ』のAしか居ないだろ。他に居るなら紹介して欲しいぐらいだ！幼女モノビデオに出せば、一発でスターになれる」
ニタリと嫌な笑みを見せるも、すぐにケロリと顔を変えて「ただし、誰の手もついてない事が条件だがな」と付け足した。
「とにかく、Aってのは、あの俺達に借りがありすぎるお前の嫌いなアラスターといるドラゴンの悪魔だよな？」
「あー…まぁ…」
「どうしてお前がそいつに振り回されてるんだ。……まさか、ここに来てるのか？」
そうとなれば、あのラジオマンも。
ヴァレンティノは言いかけたが、ヴォックスが「それはない」とキッパリ否定して、ヴァレンティノに事の経緯を洗いざらい話した。
「はぁ、それで気づいたらもう居なかったと。帰ったんじゃないのか？」
「いいや、受付に帰ろうとしたら連絡するよう言っておいた」
ヴォックスの対応の速さに、ヴァレンティノは流石だと短く口笛を吹いてみせる。
しかしながら、そんなヴォックスでもこれにはお手上げ状態らしい。
ふむ。ヴァレンティノは少し考える素振りをみせると、「というか、」となんて事ないよう口を開いた。
「あのキュートなドラゴンを探したいなら、お喋りラジオの悪口でも叫んでたら来るだろ」
「おいおいヴァル。そんな簡単なやり方で釣れるならな、この私が馬鹿みたいに社内を走り回ってるはずないだろ」
「でも、試したのか？」
「まさか」
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鼻毛太郎(プロフ) - 山田さん» コメントありがとうございます！🙌🤍❤️バレちゃいましたか…エンジェルが実はママのポテンシャルの方が高いことに……ぜひポルノスターとロリドラゴンの明らかに交わらない種の二人の科学融合も楽しんで頂ければ幸いです…！ (4月5日 17時) (
レス) id: 642d1e8526 (このIDを非表示/違反報告)
山田(プロフ) - ここのエンジェルがお兄さんってよりお母さんすぎて…好き… (4月5日 16時) (レス) @page19 id: 0899aeffef (このIDを非表示/違反報告)
鼻毛太郎(プロフ) - ぷっつんプリンさん» 遊びに来て頂きありがとうございます！😭🤍大人にもなれます、みたいな展開にあんなこもやこんなことも出来るなぁと当人は呑気に考えております、、、作者としてはその妄想をぜひお聞きしたいところ…！笑今後もぜひ楽しんで頂けますと有難いです！ (3月28日 18時) (レス) id: 642d1e8526 (このIDを非表示/違反報告)
ぷっつんプリン(プロフ) - 遅刻致しましたが続編おめでとうございますm(._.)m早速拝見しました…幼女、まさか年齢操作できる系なの…？妄想が捗ります。続き待ってます (3月28日 18時) (レス) id: a63dbea87c (このIDを非表示/違反報告)
鼻毛太郎(プロフ) - ミカン酢さん» コメントありがとうございます😂🙌2章初っ端、完全に脳破壊回となっていますが幼女とて悪魔ですので…こんなもんですよ…(？？？)とはいえ、全貌も明らかになっていない姿ですが、ぜひ正式公開される日を楽しみにしていてください😌 (3月19日 11時) (レス) id: 642d1e8526 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鼻毛太郎
| 作成日時：2024年3月18日 13時
