=38滴= ページ38
「涼介・・。」
って、涼介を見ると・・
涼介が、知念をガン見して・・
ハッとして俯いてから、ボソッと
「俺、もー風呂入って寝る。」って言って、
サッサッとリビングを出て行ってしまった。
う〜〜〜ん。
中3男子。思春期真っ只中。
可愛いキレ―なお姉さん2人の風呂上り・・
・・高2男子の俺だって、ヤベーです。
悶々。
_________________
夜は、それぞれの部屋でまったりと。
俺は左の自室で、DVD鑑賞。
慧と知念は、真ん中の慧の部屋で
なんだか楽しそうに女子トークしてるみてー。
涼介は、右の部屋で
ホントに風呂から出て、寝ちまったのか
部屋から、出てこない。
11時も過ぎて、DVDも見終わって
何か暇だし、隣気になんし、
今日は早いけど、そろそろ寝っかな〜
なんて思ってたら____。
___コンコン。ってノックの音。
「ん?」
ラグから立ち上がって、ほいほいって
ドアを開けると・・。
慧が、もじもじと抱き枕を持って立っていた。
「・・どーした?慧?」
・・光さん居なくて、寂しくなった??
でも、知念居るしなぁ・・。
慧は、抱き枕をぎゅっとして、もじもじ。
「あ、あのね。んっと・・
侑李ちゃんが、涼介くんのトコ行っちゃったの。
ゲームするからって・・。あたしぃ、つまんなくって
その・・さみしく・て・・。」
「まぁーいいから、入んなよ、慧。」
「ん。ありがとー、雄也くん。」
とことこと歩いて、ぎゅーっと白猫の抱き枕を
抱き締めたまま、ポスンとベッドに座った。
俺も慧の隣に座りながら
チラリと見えた首の辺りを見て
「ネックレスしてくれてんだな。」
「ん。だって、雄也くんがくれた物だから
大切なのよ。だから〜ずっとつけてるの。
あ、でも、お風呂の時は、はずすよ。」
「ふふ、そーか。」
「ん。・・あ、あのね・・。雄也くん。」
「ん〜、何。」
「あのね。ぅんとね・・あたし、
あたしね・・小さな子供の時に、
パパに・・置いていかれちゃったの___。」
「え?・・どーゆう・・意味?」
「・・あのね5歳ぐらいの時にね・・
パパが、公園行こうって言ったの。
久し振りで、あたし嬉しくってね・・。
パパと公園に行って、遊んだの。
そしたらね・・パパが。」
「パパが?」
「ん。慧、喉乾いたろ?って、ジュース買ってくるよって。
慧は、いらなかったの。パパと・・パパとね__。」
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あひる☆(プロフ) - あなちゃんさん» 体育祭、お疲れ様でしたぁぁぁ〜〜!!なに、なに、なんの競技に出たの??足早い?おべんとー美味しかった? (2017年10月9日 11時) (レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あさん» あさん、本当にここまで来て下すってコメントも書いて下すって・・ありがとうございます!!あひる☆でした!!長文でごめんなさい。 (2017年10月9日 11時) (レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あさん» そうですよねぇ〜。夢小説書けばいいんですよねぇ。でも!!伊野尾さんで書いてしまってます、何なら他のお話しで山田さんも高木さんも原型留めてないんです〜。うふふ。あ!メロメロな設定って分かって下すって嬉しい。 (2017年10月9日 11時) (レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あさん» そして、あさん、原型を留めてないのは、仰る通りです。だって、あひる☆思ってる伊野尾さんですので。ハッキリ言って、見た目大好き。だから書いてます。うふふ(´艸`*)もう、あさんも、なんだかんだ言って読んで下すってるので、愛感じてます。ぁぃ(。・ω・。)ノ (2017年10月9日 10時) (レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - あさん» あさんっ!4コメントもありがとうございます!!厳しいご意見真摯に受け止めまして、精進していきます!!と、言いながら・・たぶんまた、この様な伊野尾さんを書いてしますと思います。すみません。つづく。 (2017年10月9日 10時) (レス) id: 5fe78a7341 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あひる☆ | 作成日時:2017年9月27日 11時