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突き抜ける【枢木睦月】※注意 ページ41

雰囲気がぴんくいです。睦月くん視点。

背徳感。純粋な君の戸惑う目。俺はそんなのお構い無しにAを組み敷いた。ぎ、とベッドが沈む感覚。じわりとAが瞳を潤ませる仕草。全てが俺を興奮させる。

「む、睦月くん……っ」
「……怖い?大丈夫だよ、痛くしないからね……」

頭の中でもう1人の俺が叫んでる。まだダメ、まだ先に行くのは早いって。でも俺、すっごく我慢したんだよ?2人っきりで部屋にいるときも、教室でプロデューサーにないしょでこっそりキスした時も。俺の中で高ぶる何かをずっと我慢してきたんだよ?ここまで我慢したんだから、ご褒美が必要だと思わない?
震える唇をそっと塞ぐ。言葉に詰まったAの声が小さく伝わってくる。……ああ、すごく愛しいな。もっともっと、Aと一緒にいたい……
小さく開いた口にそっと舌を差し込む。こじ開けるようにもっと深くまで繋がる。それでいて優しく。蕩けるほど気持ちいい感覚が頭を支配した。愛しくて、可愛くて、甘ったるい。クッキーとかケーキとか、比べ物にならないくらいの甘さ。
口を離して、息が上がったAを見つめる。ぼんやり俺を視界に捉える、焦点があっていない視線。りんごみたいに真っ赤になった顔。とろとろのシロップみたいに蕩けた瞳。どれをとっても最高に可愛い。

「大丈夫だよ、A……俺がめいっぱい愛してあげる……」

抱きつけば、ほら。すごく甘い香り。Aの香り。きっと世界で1番落ち着く香り。それでいて……俺を世界で1番、本気にさせる香り。ああもう、我慢なんてしてられないよ。これ以上我慢してたら……俺、どうにかなっちゃいそう。

「ねぇ、A。もういいよね?俺いっぱい我慢したんだよ……?」
「が、我慢……?睦月くん、何言って……んっ」

戸惑うAに噛み付くようにキスをする。いくら大好きなAの言うことでも聞いてらんない。今すぐ、今すぐじゃないと我慢できないや。いつもは優しい男の子なんだから、今日くらいは、狼みたいになってもいいよね。

「かわいい……かわいいね、A……。俺のA……ふふっ……」

俺はもう一度Aにキスをして、制服のブラウスに手をかけた。

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時雨(プロフ) - おもちさん» おもちさんこんばんは!性癖に刺さったようで嬉しいです!自己満小説ですが今後ともぜひともよろしくお願いします!リクエスト承知致しました!近日中に確実にアップ致しますね! (2019年10月2日 22時) (レス) id: d684e24860 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - 微ヤンデレ睦月びっくりするくらい性癖に刺さりました、、新米プロデューサーが夢女で星夜と休日に二人でお出かけに行くお話が見てみたいです!その時点では付き合ってないとより私得です。お時間がある時で結構ですので楽しみにしてます!! (2019年10月2日 22時) (レス) id: 3791096174 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:時雨 | 作成日時:2019年8月29日 0時

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