いたずらっ子のモーニングコール【枢木皐月】 ページ5
今日はお休み、学校のない日。私は睦月と同じように朝からずっと寝ていた。
眠るのは割と好きなので長い時間眠れる。だが、大概は家にいる人に起こされる。そして今日も、必死の攻防戦が始まった。
「ほら、Aー！起きろよ！」
「……まだ眠いから後で……」
「また睦月みたいな事言ってる！ダメだってば！起きろー！」
「うー……」
ゆさゆさ、ぽふぽふ。色んな手を使って皐月は私を起こそうとしてくる。
「なにしても今日は起きる気ないからね……」
「……わかったよ。」
お、やけに素直。これは意外だけど嬉しい。じゃあ心置き無く寝させてもらおう……
「じゃあなにしても起きないんだよな？」
……ん？なんかちょっと嫌な予感してきた……と思っていたら予感は的中。突然何かの重みでベッドのスプリングが音を立てる。いや、でもいつもみたいに飽きたら諦めてくれるはず……！
「Aが寝てるのにこんなことするの、なんか背徳感あるよな……」
「……まって、皐月……？何しようとしてるの……？」
「だって何しても起きないんだからさ、その間に襲っちまおうかな〜と思ってさ。」
なんつーことを言ってるんだこの子は！？寝込みを襲うつもりだったとか言われてしまえばもう起きるしか選択肢はなくなるわけで……
「ヒッ……お、起きる！起きます！ごめんなさい！」
「そんなに嫌がらなくてもいいだろ……でも起きたからいっか。おはよ、A。」
目を開けるといつものいたずらっ子のように笑う皐月の姿が。……正直冗談で良かったと思ってる。さっきの声のトーンが明らかに真剣な時のそれだったから心臓が止まるかと思った。
「はぁ……朝からタチの悪い冗談はやめてよね……」
「Aが起きないのが悪いんだし！……けどさ。」
皐月は私を抱き寄せて耳元で囁いた
「ホントは少し、期待してただろ？」
「〜〜〜っ！」
今日は朝からやけに顔が熱かった。
「今度は冗談にする気は無いから。オレ、Aとそういうことしたいって思ってるぜ？」
「も、もうやめて皐月……！」
嫌いって言ってみた【枢木睦月】→←俺だけを【枢木睦月】(微ヤンデレ？)
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時雨(プロフ) - おもちさん» おもちさんこんばんは！性癖に刺さったようで嬉しいです！自己満小説ですが今後ともぜひともよろしくお願いします！リクエスト承知致しました！近日中に確実にアップ致しますね！ (2019年10月2日 22時) (
レス) id: d684e24860 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - 微ヤンデレ睦月びっくりするくらい性癖に刺さりました、、新米プロデューサーが夢女で星夜と休日に二人でお出かけに行くお話が見てみたいです！その時点では付き合ってないとより私得です。お時間がある時で結構ですので楽しみにしてます！！ (2019年10月2日 22時) (レス) id: 3791096174 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時雨 | 作成日時：2019年8月29日 0時
