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つづき ページ23

赤いブルゾンに白いシャツ、カーキのスカートに黒いキャップ。おまけにサングラス。どこかで見た色やアイテムの組み合わせだ。まぁ、端的に言ってしまえばこの色合いは星夜くんそっくりだ。

「着てみたよ、星夜くん。」
「おー!すげぇ、超似合ってる!」
「そ、そうかな……でも、選んでくれてありがとう。全部買おうかな。」
「じゃあそれ着てまた外歩こうぜ!」

星夜くんは足取り軽やかにレジに向かう。……あれ、待ってこれ星夜くんお金払おうとしてる……?

「せ、星夜くん、お金は私が……」
「いーっていーって!A、いつも頑張ってるからプレゼント!」
「……うん、ごめんね。でも、ありがとう。嬉しいな。」


あの後カフェに行ったり、ベンチに座って話したりと色んなことをした。あっという間に日が暮れてしまい、あたりは薄暗くなり始めた。

「ごめんね、こんな時間まで付き合わせちゃって。」
「いいっていいって。っていうか、さっきからごめんばっかり言い過ぎ!俺といる時はごめんはナシ!遠慮しなくていいからな!……ってわけで、家まで送ってくぜ。」
「ありがとう、星夜くん。」

こういう細かいところまで気が回る子なんだなぁ、星夜くんって……さりげなく今日の荷物を持ってくれたり、疲れてないか聞いてくれたり。そんな星夜くんと過ごす一日はこれまででいちばん楽しい日だった。

「……あ、着いた。」
「結構早く着いたな〜。まだ色々Aと話したいことはあるけど、それはまた明日な!じゃあな!A〜!」
「うん!バイバイ!星夜くん!」

なんとなく、今夜はいい夢が見られそう。星夜くんを見送る私の頭上には満天の星空が輝いていた。


おもちさん、リクエストありがとうごさいましたー!

独占欲のその先は【枢木睦月】(微ヤンデレ?)→←(リク)縮む距離【愛童星夜】



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時雨(プロフ) - おもちさん» おもちさんこんばんは!性癖に刺さったようで嬉しいです!自己満小説ですが今後ともぜひともよろしくお願いします!リクエスト承知致しました!近日中に確実にアップ致しますね! (2019年10月2日 22時) (レス) id: d684e24860 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - 微ヤンデレ睦月びっくりするくらい性癖に刺さりました、、新米プロデューサーが夢女で星夜と休日に二人でお出かけに行くお話が見てみたいです!その時点では付き合ってないとより私得です。お時間がある時で結構ですので楽しみにしてます!! (2019年10月2日 22時) (レス) id: 3791096174 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:時雨 | 作成日時:2019年8月29日 0時

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