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(リク)縮む距離【愛童星夜】 ページ22

「Aーっ!こっちこっち!」
「星夜くん!あんまり大きい声出したら周りにバレちゃうってば!」
「あ、ごめん……へへ、こういう時でもしっかりしてるんだな、Aって。」

人通りの多い噴水前。いつものサングラスに私服姿の星夜くんはこちらに向かって手を大きく振っていた。


そもそも彼と私は本来なら接点などないはずだった。何せ私は元々アイキッズのコーチングをしていたアイキッズ専属プロデューサーだったのだ。それが、アイチュウ側のプロデューサーである柚希さんにアイチュウのプロデューサーとしてもお仕事をして欲しいと言われ、アイキッズと並行してアイチュウのプロデュースも行うようになった。

他の子達ともコンタクトを取っていたが、星夜くんは慣れない私に対しても気さくに話しかけてきてくれるほど優しい好青年だった。
現に今日も新人研修で疲れているであろう私を元気づけるために外に連れ出してくれるというのだ。彼は本当に優しい子だと改めて実感した。

「今日はありがとう。それで、どこに行くとか決めてるのかな?」
「色々買い物して、それで……何する?」
「あはは、そういう所は星夜くんらしいね。じゃあ商店街を見て回ってみようか。」


星夜くんと二人で道を歩くのは楽しい。なにか目新しいものが視界に入る度、あれはなんだろうと足を止めてみたり。私がふとF∞Fの歌を鼻歌で歌っているとハーモニーで乗っかってきたり。とにかく退屈はしなかった。

途中、洋服を買うために店に入る。スポーティーな雰囲気の服が沢山置いてあって、鮮やかな色が目に飛び込んでくる。

「あ!そうだ!A!」
「どうしたの?」
「洋服選ばせてくれよ!Aに似合うやつ!」
「わ、私に?……えっと、星夜くんがしたいなら……」
「へへ、サンキュー。じゃあ選んでくるぜ!」

なにやら張り切って居る星夜くん。元気いっぱいなあの子の姿を見ていると自分まで元気を貰える。それはこの前見たライブだってそうだった。星夜、という名前にふさわしいくらいの輝き。ステージの上でひときわ明るく輝く彼はまさに星だった。彼のようなアイドルは初めて見た。

「……やっぱり、ちょっと不思議。」
「ん?どうしたんだA?」
「うわぁっ!?……あ、星夜くんかぁ……服、選び終わったんだ。」
「おう!Aに似合いそうなの選んできたぜ!」

ずいっと渡された洋服は一目見てわかるほどにカラフルだった。

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時雨(プロフ) - おもちさん» おもちさんこんばんは!性癖に刺さったようで嬉しいです!自己満小説ですが今後ともぜひともよろしくお願いします!リクエスト承知致しました!近日中に確実にアップ致しますね! (2019年10月2日 22時) (レス) id: d684e24860 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - 微ヤンデレ睦月びっくりするくらい性癖に刺さりました、、新米プロデューサーが夢女で星夜と休日に二人でお出かけに行くお話が見てみたいです!その時点では付き合ってないとより私得です。お時間がある時で結構ですので楽しみにしてます!! (2019年10月2日 22時) (レス) id: 3791096174 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:時雨 | 作成日時:2019年8月29日 0時

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