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かわいい彼氏さん【枢木皐月】 ページ3

私の彼氏は今をときめくアイドル。でも私にとっては昔からずーっと一緒の幼馴染。その関係がついこの間、皐月から告白されたことで一変した。
晴れて付き合うことになると元々多かったスキンシップが増え、甘えてくる回数も増えた。それを見て思うことはやっぱり……

「可愛いよね、皐月って。」
「またそれかよー。彼女に可愛いって言われるこっちの身にもなれよ!」
「だって可愛いものは可愛いし。」

可愛い男の子に可愛いと言って何が悪いというのか。それでも目の前の皐月はぷーっと頬を膨らませている。

「オレは!Aにかっこいいとかセクシーとかって言われたいんだよ!」
「さて、そこまで行くのに何年かかるかな。」
「またバカにしてるだろー!」
「バカにしてなんかない。」
「ほんとかよー……。」
「あ、でもセクシーといえば睦月は結構セクシーだから皐月も頑張ればいけるんじゃない?同い年でその上双子だし。」

一応、私からもアドバイスを出してみるが、それを言うと皐月は押し黙ってしまった。
さすがに怒ったかな、と思って皐月の方を見つめると、いきなり座っていたソファに押し倒された。ずいっと顔を寄せられ、視界いっぱいに広がるのは皐月の不満そうな顔。

「うわっ!?ちょ、ちょっとどうしたの!?」
「オレといるのに、睦月の話するなよ。」
「……へ?」
「それに、Aは随分オレのことなめてるみたいだし?いい機会だから思い知らせてやるよ。」
「いや、なめてないし!というか……んっ」

反論しようとした私の口は皐月の口で何度も何度も塞がれてしまう。いつになく大胆な皐月に動揺とドキドキが隠せない。口を離した時に息継ぎをする吐息や、いつもよりも真剣な眼差しに目を奪われる。

「っ……」
「な?オレはAが思うほど子供じゃないから。これに懲りたらもう子供扱いすんなよ。可愛いって言うのもなし。あと、オレの前で他のやつ褒めてもお仕置きするから。わかった?」

いつもの何倍もセクシーなオーラを纏う皐月に、私は頷くことしか出来なかった。
前言撤回、やっぱり私の彼氏はやれば出来る、セクシーな彼氏さんだった。

俺だけを【枢木睦月】(微ヤンデレ?)→←だめなの。【枢木睦月】



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時雨(プロフ) - おもちさん» おもちさんこんばんは!性癖に刺さったようで嬉しいです!自己満小説ですが今後ともぜひともよろしくお願いします!リクエスト承知致しました!近日中に確実にアップ致しますね! (2019年10月2日 22時) (レス) id: d684e24860 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - 微ヤンデレ睦月びっくりするくらい性癖に刺さりました、、新米プロデューサーが夢女で星夜と休日に二人でお出かけに行くお話が見てみたいです!その時点では付き合ってないとより私得です。お時間がある時で結構ですので楽しみにしてます!! (2019年10月2日 22時) (レス) id: 3791096174 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:時雨 | 作成日時:2019年8月29日 0時

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