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ちびっこパニック!?【ショタ双子】 ページ19

事細かに説明していると頭が痛くなりそうだ。星夜くんにエマージェンシーだと電話越しに言われ、学校に着くなり奏多くんに泣きつかれ晃くんと星夜くんに両腕を掴まれてとある一室の前まで連行された。

「いや、一体何なの!?着くなりここに連行されて……?」
「とにかく大変なんだよ!今ましろが相手してるから!」
「……え、あの二人また何かやったの?」
「あはは……今回はよくわからない感じだね……強いて言うなら……澪君かな……」
「澪くんがなにか関係してるのかな……うん、とりあえず中に入ればいいの?」
「おう。」

何がどうエマージェンシーなのか。それはドアを開けたら分かった。

「あ!A!」
「はいはい。保護者見つけてテンション爆上がりしてんのはいいけどとりま落ち着けw」

パタパタとこちらに走ってくるのは皐月……小さい。エマージェンシーってつまり2人が縮んだってことか……それに澪くんが関与してるってつまり……黒魔術?

「ほんとに存在したんだ、黒魔術……」
「目の前でショタ化したからマジビビったわー……こんな小説的展開ちょっと草も生えねぇわw」
「ましろさん……いや、色々おつかれですよね。ごめんなさい。あとは任せてください。」
「さすが保護者w任せるわーww」

絡まれないうちにましろさんは早足で去っていった。うん、ご苦労様です……


私が床に座ると2人はわらわらと私に群がってきた。小さい頃の2人は確かに知っているけど、改めて見てみるとそっくりで可愛い。

「……よしよし……」
「いきなりどうしたんだよー。A、オレたちにかまってくれたりするの?」
「A、Aー。おれも。」

目の前にいた皐月を撫でると何やら嬉しそうににこにこ笑ってくれた。すると後ろから不満そうに睦月も声をかけてきたので撫でてあげた。すると睦月は同じようににっこり笑って私にひっついてきた。
ああ、たしかに小さい頃の2人って割と私のそばを離れなかった気がする。何をするにしても双子と一緒にいたような思い出もある。なのでこの光景は懐かしい。けれど傍から見れば確実に年上の女性に甘える男の子2人という図だろう。なんだか苦しい。

「懐かしいなぁ、なんか……こんな見た目の2人に会えるなんて。」
「Aもおおきくなっててびっくりしてる……でも、あったかくてやわらかいからすき。」
「むぅ、むつきばっかりずるい!オレも!」
「はいはい……2人とも少し落ち着いて?私はどこにも行かないから。」

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時雨(プロフ) - おもちさん» おもちさんこんばんは!性癖に刺さったようで嬉しいです!自己満小説ですが今後ともぜひともよろしくお願いします!リクエスト承知致しました!近日中に確実にアップ致しますね! (2019年10月2日 22時) (レス) id: d684e24860 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - 微ヤンデレ睦月びっくりするくらい性癖に刺さりました、、新米プロデューサーが夢女で星夜と休日に二人でお出かけに行くお話が見てみたいです!その時点では付き合ってないとより私得です。お時間がある時で結構ですので楽しみにしてます!! (2019年10月2日 22時) (レス) id: 3791096174 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:時雨 | 作成日時:2019年8月29日 0時

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