つづき ページ18
※やや下品
「責任って何？一晩中正座は疲れるよ？」
「別に正座はしなくていいし！……まあ、同じぐらい疲れるかもだけどさ、いしし！」
「……はい？」
あ、コレ限りなくいやーな予感がする……！さっきまでのぶすくれた顔とは打って変わって、ニヤニヤした悪巧みしている時と同じような皐月くんの顔。
「……あの、皐月くん、何するつもりで……？」
「なにって、セッ」
「やめて！言わなくていい！というか嫌だからね私は！」
普通ならそういう雰囲気になってそのまま、という感じなのだろうけど、今日に限ってはムードもへったくれもない。こっちもそっちも疲れてるんだ、そういうのはまた後日、というのではなかろうか……！
そう思っている間にもじりじりと皐月くんはにじりよってくる。意地の悪い顔で。
「今日はそういう気分じゃないし！ほ、ほら！皐月くんだって疲れてるでしょ！？」
「普通に元気だっての！なんなら溜まってるし！」
「すぐそういう！いや、そういう気持ちが旺盛なのは年頃ってことなんだろうけど！もう遅いから寝なさい！」
「年上みたいなこと言うなよー！いいじゃんちょっとぐらい！」
現に私のがひとつ年上だ！結果的に狭い部屋の中でどったんばったん追いかけっこをおっぱじめてしまったのでそういうムードなんてものは皆無だ。
「大人しく受け入れりゃいいじゃん！なんで逃げるんだよー！」
「誰だって貞操の危機感じたら逃げ回りますよ！いい加減諦めてってばー！」
「……つかれた……」
「へへ、やっぱりオレの勝ちじゃん？大人しくしとけば疲れることもなかったのにな！」
結果的に捕まりました。まあ体力差もあるし仕方ないとはいえ……いくら若くても疲れている中で追いかけっこまでして疲労困憊の中で事に及ぼうとは思えないだろう……現に私がそうなんだから……
「皐月くん……マジで今日気分じゃないです……抱いたら嫌いになります……」
「……マジで？」
「……マジです。」
なんだろう、この語彙力の消失した会話は……けれど私はそれほど疲れているんだ、察して欲しい。
「……はぁ、わかったよ。じゃあ今日は一緒に寝るから！それだけは我慢しろよな！」
「そのぐらいなら大歓迎かな……変な気起こさないでね……」
「そこに関しては保証できねぇかも。」
「ほしょうして」
……うん。なんだかんだ、私は結構皐月くんに愛されてます。愛され方はまあさておき。ニコニコした顔で抱きついてくる皐月くんを見たら色々吹っ飛ぶのでした。
ちびっこパニック！？【ショタ双子】→←不毛な攻防【枢木皐月】
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時雨(プロフ) - おもちさん» おもちさんこんばんは！性癖に刺さったようで嬉しいです！自己満小説ですが今後ともぜひともよろしくお願いします！リクエスト承知致しました！近日中に確実にアップ致しますね！ (2019年10月2日 22時) (
レス) id: d684e24860 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - 微ヤンデレ睦月びっくりするくらい性癖に刺さりました、、新米プロデューサーが夢女で星夜と休日に二人でお出かけに行くお話が見てみたいです！その時点では付き合ってないとより私得です。お時間がある時で結構ですので楽しみにしてます！！ (2019年10月2日 22時) (レス) id: 3791096174 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時雨 | 作成日時：2019年8月29日 0時
