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つづき ページ14

「なんで、なんでそんな……!」
「家でいて、ってだけだとAはすぐに逃げるだろ?」
「嫌……っ、いや、やめて!」

皐月くんは私に首輪をつけようとだんだん近づいてくる。怖い。私、こんな皐月くん知らない……!

「なんで嫌なんだよ。外は危ないんだぜ?なら家にいた方がオレも安心できるし、Aだって死にたくないだろ?」
「でも、でも……っ!こんなの間違ってるよ!もっと他に方法が……あっ」

説得しようと試みていたけれど、無情にも背中に壁の感触を感じた。ドアを開けて逃げようにも腰が抜けてしまって立てないし、鍵は到底座っている状態で届く位置にない。
皐月くんは、怯える私を抱きしめた。その温もりだけは前とちっとも変わらない、誰よりも暖かい温もりだった。

「A。なんにも心配しなくていいんだよ。怖いものからはオレが守ってやるし、Aを傷つけるやつは誰であろうと絶対に許さないから。だからオレに守られててよ。なぁ、A……」
「皐月……くん……」

私と同じくらい、皐月くんの体も震えていた。そんな体を抱きしめていると、間違っていても皐月くんは優しくて私のことを考えてくれていただけなんだと思った。いつか、気づく時まで私が待てばいいんだ。皐月くんはいい子だから、きっといつか気づいてくれる。

「うん……ありがとう。皐月くん。」
「……!じゃあ、これ付けるから。もうこの部屋から逃げるとか言わないでくれよ?」

皐月くんの優しさなら多少のことは甘んじて受け入れよう。ピンク色の首輪は私の首にぴったりのサイズだった。

「やっぱり似合う。Aにはオレの色が似合うよ。」
「そうかな……」
「うん。……これからは、オレがずっと守るから。」

皐月くんは私を抱きしめながら、ゆっくり、私を落ち着けるように背中を摩ってくれた。やっぱり、皐月くんは優しいな……
私は、気づいた頃には眠ってしまっていた。


「守るのは本当だけど、本当の目的はAを独り占めすることだって、気づかれないようにしないと。……A、ずっと愛してるぜ。」

愛しているから【枢木睦月】(ヤンデレ、キャラ崩壊注意)→←死んでも離さない【枢木皐月】(ヤンデレ、キャラ崩壊注意)



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時雨(プロフ) - おもちさん» おもちさんこんばんは!性癖に刺さったようで嬉しいです!自己満小説ですが今後ともぜひともよろしくお願いします!リクエスト承知致しました!近日中に確実にアップ致しますね! (2019年10月2日 22時) (レス) id: d684e24860 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - 微ヤンデレ睦月びっくりするくらい性癖に刺さりました、、新米プロデューサーが夢女で星夜と休日に二人でお出かけに行くお話が見てみたいです!その時点では付き合ってないとより私得です。お時間がある時で結構ですので楽しみにしてます!! (2019年10月2日 22時) (レス) id: 3791096174 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:時雨 | 作成日時:2019年8月29日 0時

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