忍者187 ページ5
『おじいちゃん、このこと本当なの?』
亮「なんじゃ、どの先生も気づいておらんからバレてないと思っとったのになぁ。」
『おじいちゃん!?』
桜「まぁあなたそんな事してたの?」
亮「さすがタソガレドキ城の忍者じゃな」
感心するようにそういう亮之介だが、Aは情報量の多さにキャパ寸前だった。
『ど、どうしてそんな事したのっ!』
亮「なんじゃA、お前まだ城の事言ってなかったのか?」
『っい、言えるわけないよ...』
桜「あらあら...怖いの?」
『...うん』
そう言って悲しげに瞳を伏せるAを見て優しく頭を撫でる桜子。
桜「大丈夫よ。ここの人達すごくいい人たちでしょう?」
『それは...そうだけど...』
桜「AはAよ。
『...う、ん。......みんないい人なの。』
桜「うん、うん」
亮「山本くんすまないね、Aの護衛をしてもらって」
山「いえ、そんな。組頭の命でもありますから。」
亮「さすが雑渡くんだねぇ
...それよりも山本くん、知ってるかね?」
山「はい?」
亮「さっきここの生徒たちが話していたのを聞いたのじゃが、どうやらこの菜園の下に火薬があるみたいだ」
山「なんですって?」
亮「詳しくはわからんが...ちと危険じゃな。」
ここだけ少し空気が違う
山本にそれだけ伝えると亮之介は二人に近づいた。
亮「恐れるんじゃない、A。
お前が認めるいい人たちなんじゃろ?」
『...うんっ
でもおじいちゃんはもうちょっと色々恐れて...』
桜「言われてますね」
亮「なにこれくらいハハハ」
『...ふへっ』
家族の愛情。
山本陣内はその様子を微笑ましく見守った
桜「A、体調は大丈夫?」
『うん。さっきちょっと走りすぎちゃったけど、元気だよ』
亮「無理は禁物じゃぞ。
それよりA、大川を見なかったか?中々見当たらなくてなぁ」
『そりゃここは迷路だからね。あはは(苦笑)
でもさっき向こうの方で見たよ。
行ってみる?』
桜「そうね」
亮「よし、行ってみよう」
そう言って四人は歩き始めた。
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ねこまる - すっごく面白かったです!更新楽しみにしてます! (2023年4月15日 20時) (レス) @page14 id: 580960554b (このIDを非表示/違反報告)
黒糖さまでーす - 続編おめでとうございます何回呼んでも面白いです、文才の天才とは桜さんのことをいってるんだろうなー (2023年3月5日 15時) (レス) id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - 更新ファイト💪(・ω・💪力技ムキッ面白かったです!!!!!! (2023年2月13日 10時) (レス) @page14 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
推ししか勝たん症候群 - アニメ、最高でしたッッッッッッ( ^ ^ω)更新全裸待機で待っときます(ゝω・´★) (2023年1月12日 3時) (レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
推ししか勝たん症候群 - 続編だァァァァァァァァァァ、感謝感激雨霰ですッッッヽ(・∀・)ノ (2023年1月12日 3時) (レス) @page14 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
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