＃切なる願い７ ページ8
陣馬が墨田署に資料を取りに行っている時、Aは九重と一緒に荷物整理をしていた。
『んーっと...
九重さん、これは何処に置きましょうか？本棚でいいですかね？』
「あ、っと...じゃあそれは僕が持っておきます。
...あ、白川さんこのファイルって...」
『あ、それはこっちです！
んしょっ...ありがとうございます九重さん！』
二人はサクサクとダンボールの山を片付けていく
『ふぅ〜...
だいぶ片付きましたね！まだまだ箱は山積みですが...(汗)
でもこの短時間で４つってすごくないですか？』
「白川さんの手際が良いからですよ。
僕一人だと全然ですし...」
『そうなんですか？
なんか九重さんは何でも完璧に...って、なんか変に圧をかけちゃいますねこの言い方だと。
その、九重さんはなんだか”そつなく上手く何でもこなす”、って感じがします！』
「あ、ありがとうございます...」
Aは九重に色々と話しかける。
その際にコロコロといろんな表情を見せるAに、九重は何故か笑みがこぼれた。
その時、九重はふと思ったことを聞こうとする
「...白川さん」
『？なんですか？』
「、......
...あ、の...白川さんの名前って漢字でどう書くんですか？」
『私の名前ですか？
私の名前はですね、お父さんとお母さんが＿＿＿＿＿＿』
...本当は、”「過去に一体何があったんですか？」”と聞こうとした九重。
だがその言葉は喉に引っかかって出てこず、代わりにとっさに考えた質問を声に出したのだった
「...素敵な名前ですね、白川さんの名前って」
『ほんとですか？
そう言ってもらえると嬉しいです！
...あ、よければ名前で呼び合いませんか？同じ機捜の仲間なんですから！
あ、嫌だったらすみません...！』
「あっいえ！全然そんなことは...
えっと、改めてよろしくおねがいします、Aさん」
『はいっ！よろしくおねがいします、世人さん！』
聞きたいことは聞けなかったが、なんやかんやお互いを名前で呼ぶことになって少しばかり頬が緩む九重であった。
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桜(プロフ) - ふうかさん» ふうかさん！ありがとうございます！！いえいえ、とても嬉しいです！更新は多分ここからどんどん下がるかもです...(土下座)これからもよろしくです！！ (2020年7月26日 18時) (
レス) id: 1c3b291827 (このIDを非表示/違反報告)
ふうか(プロフ) - 続編おめでとうございます！毎日たくさん更新してくださりありがとうございます…生きがいです…前作に続いてコメント失礼しました…しつこくてすみません… (2020年7月26日 18時) (レス) id: 8efdf1c9c8 (このIDを非表示/違反報告)
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