紅十四葉 ページ15
「な、ッんで...!?
ただ機関の中でそれ相応の教育を受けるだけじゃなかったのですか!?」
「言の葉党の紋章なんて...」と、明らかに動揺してAの首筋を見つめる幻太郎
『...急なことだった
前に一度、内閣機関に呼ばれたって...言ったじゃん?』
「え、えぇ...
まさかッその時に...!?」
『ううん...
実は、あの後...その、つまり四日前にもう一度呼ばれて......っその時に...』
「、...あんまりだ」
Aの口から発せられた衝撃的な出来事に幻太郎は開いた口が閉まらない
『嫌だッ...あのときの言葉、今でも覚えてるッ...
【おめでとう。これでお前も、こちら側だ____】
ッ嫌だ...!嫌だよ...!!
これでッ...もう彼処から逃げられないっ...!!!』
「...内閣総理大臣にやられたんですか?それとも、その補佐であり警視庁警視総監行政観察局局長である人ですか?」
『、...ううん、違う。
その二人じゃなかった...全然知らない人”たち”だった...ッ』
「...」
”一部の集団による独断専行”
幻太郎の頭にはその考えが浮かんだ
その時の幻太郎の顔は...明らかな殺意が込められていた
7人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ