人間と怪異と半怪異【肆】

半怪異が155体 ページ10

キーンコーンカーンコーン...


　




授業も終わり、放課後を知らせるチャイムが鳴り響く


　

　









　





『寧々ちゃん、私ちょっと今日用事があるから行けないの！』

　


　



　





「あぁ了解！花子くんに言っとくね！」



　


　







　

『ありがとう！


それじゃあね！』


　


　




　



「うん！また明日！」



　




　





　



さて...と寧々は「今日もトイレ掃除...」と嘆きながら花子くんのいるトイレに向かった



　






　








　







　









　



「えー！？今日名前来ないのー？？」




　





「来ないの」





　





「ちぇーっ」

　




　








　





そんな短いやり取りをした後、花子くんは寧々に相談を持ちかける



　






「...ねーヤシロ。


実習園のでっかい木の事知ってる？？」

　





　








「え？あ、まあ一応。


　

あそこで告白した者同士は結ばれる...ってやつでしょ？」




　









「おー知ってるね！だったら話が早いや！」




　


　







「？？

　




なにが？



...あ、そうそれよりも聞いてよ花子くん！A、明日その木の下で告白されるのよ！！」



　



　









「...え？」




　









花子くんの目が小さく見開かれた


　





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新作ゥ

　


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