人間と怪異と半怪異【弐】

半怪異が76体 ページ29

「...ヤシロと名前は、人殺しでも仲良く出来るんだ」



　





　

『、...』









「そ...」








空気が、揺らいだ




　









　






























そしてそんな空気を壊すように花子くんはニコッと笑う









「なーんつって！






冗談冗談っ」
　







　






「...」









寧々は何も言えずに動けなかった









花子くんは背を向けて校舎に戻ろうとしていた。

　



　


　







　


































パシッ









だがAはここから去ろうとする花子くんの腕を掴んだ



　









「！」









「Aｯ...」









　
















『ッ...』



　



Aは何かを訴えるように花子くんの目を見つめる









「...名前？」









花子くんはそんなAを見つめ返す






　






『ッわ、たしは...！









　









　
















私は...私をっ、受け入れてくれた花子くんの事...









嫌いにならない、よ...』









「！！」



　


　
花子くんは目を見開いた









そして下を向き、少し物思いにふけるとAにだけ聞こえるように...




　


「...ありがとう」





　









その顔はとても感謝に満ちている泣きそうな顔だった









　















『...』






Aはゆっくりと掴んでいた花子くんの手を離す。








　


　







そこから数秒二人は見つめ合ったあと、花子くんは背を背ける









「あ、あの少年はこのままでダイジョーブだよ






また来たところで俺を祓えやしないだろうし...賑やかなのは大歓迎だ









　


　





　



　









　





まあ...近々もっと賑やかになりそーだけどね」






花子くんはそう、1人で呟いた



































　


”.........たは...”





”....あなたは知っていますか？...”









”.....その階段の破ってはいけない「決まり」のこと......”







　




　









　









”...＿＿＿こんな噂知っていますか？＿＿”









”ミサキ階段”









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あー。テストで更新がぁぁぁぁぁ...
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