パン４個 ページ5
カラン
『いらっしゃいませ〜
あ、ヒロくん』
「おはようございます、Aさん」
『今日も朝からお仕事？』
「はい。でもお昼からは学校に行けそうです」
『お、やったね！
また私で良ければ勉強教えるからね』
「すごく助かりますっ
じゃあ今日は...」
吉田ヒロフミ
彼とAの出会いはごく普通だった
兄アキラが後輩としてお店に連れてきたのだ。
初対面は互いに敬語を使っていたが、Aのほうが年上と分かると「Aさんも先輩ですね。Aせーんぱいっ」と、からかわれながら今の感じになった。
正直まだ吉田の事は上手くつかめないAだったが、悪い子ではないと思っているため好意的だった。
それに蛸の悪魔と言うのも気になっていた。
『合計で...ちょうど６００円になります。
あと、コレはオマケ。どうぞっ』
「あ、カフェオレ...ありがとうございます、Aさん」
『...お仕事、無理しないでね』
「...はい。」
”お兄ちゃんにもよろしく！”とお店を後にする吉田にそう叫ぶと、吉田は一度振り返り小さく微笑んだ。
『......やっぱり、年下とは思えないほど大人っぽい...』
Aはそう呟くとソっと胸に手を当てる
『ねぇ、あなたもそう思わない？』
カラン
『あっ、いらっしゃいませ！
あ、おはようございます山本さん。今日は...＿＿＿＿』
＊＊＊
＋公安本部＋
「おはようございます、白川先輩」
「ん？あぁ、吉田。おはよう」
「先輩ちのお店、今日も行ってきました。
俺先輩ちの惣菜パン好きなんですよね。特にサラダ系」
「当たり前だろ。母さんや父さん、Aだって朝から一生懸命仕込んでるからな」
「そうですね。
...ところでAさんが”兄によろしく”、と」
「ハハッ、そうか」
「...今日も頑張りましょうね、お義兄さん」
「あ、あァ”？」
瞬間、アキラは自身が契約した悪魔を呼び出そうと構える
吉田は笑みを浮かべながら足早にその場から逃げた。
”「おいさっきのどういう意味だ吉田」”
”「いいえ、何も」”
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夜桜 - 好きです。結婚してください。養うので (2023年1月10日 18時) (
レス) @page43 id: 698aef88a4 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - 好きです。結婚してください。養うので (2023年1月10日 18時) (レス) @page43 id: 698aef88a4 (このIDを非表示/違反報告)
さにわ - 多重婚じゃん (2023年1月3日 23時) (レス) @page43 id: 01ecb0b19e (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - 尊すぎて死んだわ。責任とっていっぱい更新してください (2022年12月21日 0時) (レス) @page45 id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
デンジ - 好きだ！！！！！！！！！！ (2022年12月20日 18時) (レス) id: 4e0305d11f (このIDを非表示/違反報告)
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