パン１５個 ページ16
ということで、レーズンを買いにいつものデパートへ
さすがに学校を休んでいるので父親と一緒に束の間のショッピングだ。
『業務用のレーズン二袋でいいよ』
「他になにかいるか？」
『んー......アイス買って♡』
「はいはい。母さんのもついでに選んどいで」
父親のその言葉を聞いてAはウキウキとアイスコーナーへ足を進める。
たくさんある種類の中からどれがいいか選んでいると...突然警報音が鳴り響いた。
『！？』
「大変だ！！向こうの海鮮コーナーで悪魔が出たぞ！！」
「多分甲殻類の悪魔だ！！！早く逃げろ捕食されるぞ！！」
「早く逃げて！刃物みたいに切れ味がすごい力よ！！」
『わ、！ア、う...！』
Aも急いで父親の元へ戻ろうとするも、なだれ込むように人が溢れかえりその場から上手く動けなかった。
むしろどんどん後ろへ流されていった
悪魔の声がどんどん近づいてくる。壁や天井が崩れる音、人々が恐怖で騒ぐ声が嫌でも耳に入ってきた。
『っ...(昨日も悪魔と遭遇したのに、今日も...！お父さん...！)』
自分の不幸さを呪うも、現状は変わらない
悪魔は辺りにある物を手当たりしだいに掴むと周りに投げつける。そしてそれにぶつかって息絶えた人々を掴むとそのまま美味しそうに飲み込んでいく。
軽く吐き気が襲ってきた
『あ、！』
飛んできた瓦礫の一部がAの背中に当たる。人の頭くらいの大きさで、その場に
おもむろに悪魔の手が伸びてくる。他にも二、三人触手を使って捕まえているのが目に入る
必死にその場から逃げようと足を動かすも、その足を掴まれてしまう。
『っ...！！』
「A！！！」
『っお父、さ...』
青い顔をした父親の顔が人混みの中から見える。人混みに逆らってこちらに来ようとするも、父親は逆に押し戻される。
Aの身体も宙に浮きかけたその時...
「
「...はぁ。十年使用」
その後に続く「みんなごめん...使わせてもらうね」という言葉を聞くと、宙に浮きかけていた身体が地面に落ちた。
＊＊＊
リクエストってわけじゃないけど、もし作者が書きたい場面までの間の繋ぎ話になにかこんな話どっすか？みたいな案くれると喜ぶ。
書くかは知らんけど...(こいつはクズです)
まぁ作者も頑張って案は捻り出す。
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夜桜 - 好きです。結婚してください。養うので (2023年1月10日 18時) (
レス) @page43 id: 698aef88a4 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - 好きです。結婚してください。養うので (2023年1月10日 18時) (レス) @page43 id: 698aef88a4 (このIDを非表示/違反報告)
さにわ - 多重婚じゃん (2023年1月3日 23時) (レス) @page43 id: 01ecb0b19e (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - 尊すぎて死んだわ。責任とっていっぱい更新してください (2022年12月21日 0時) (レス) @page45 id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
デンジ - 好きだ！！！！！！！！！！ (2022年12月20日 18時) (レス) id: 4e0305d11f (このIDを非表示/違反報告)
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