忍者19 ページ21
三治郎を中心に立たせ、先生と二人は近くの倉庫の壁際に寄っていた。
「ッ...」
構えて気配を取ろうとする三治郎
ガサッ...
「!
そこか!!」
三治郎は音のした方にいち早く手裏剣を投げる。
...が、
「三治郎!音はしたがそこにいるとは限らんぞ!
そんな藪から棒に投げては手裏剣の狙いは当てはまらん!
それと、なるべく声を出すな!これが実戦なら相手に場所を悟られて殺られるぞ!」
「ッ!?
はい!!(まずいッ...落ち着けッ、落ち着け...!!)」
先生に的確なことを言われ焦る三治郎。
実践(実技?)だからといって油断してはならない。
『...』
Aは真剣にその様子を伺っている。
「ッ......!」
ガササッッ
ひときわ大きな動きを感じる三治郎。
先程注意されたことを活かしながら小声で叫ぶ(矛盾)
「!
そこッ!!」
シュッ
三治郎が投げた手裏剣は..._______
ザスッッ
見事人形に______
「「やったぁ!!」」
見ていた二人は喜ぶ
「あ…!」
三治郎の顔も喜びに溢れる……が、
「三治郎!気を緩めるな!
まだ敵は入るぞ!」
「!!」
そう、まだ二体いるのだ。
『(居るのは...おそらくそこの木の後ろと......
...屋根の上、かな...)』
「ッ...」
「三治郎、うろたえるな!
気配を感じなくとも、音などを感じろ!五感や六感を研ぎ澄ませ!!」
「...フゥゥ...」
三治郎は一つ深呼吸をし気持ちを整える。
そして改めて周りの気配を感じ取ろうとする
その時
シュンッ____!
何処から手裏剣が向かってきた
『!!』
「「三治郎ッッ!!」」
「なに!?」
「ぇ...」
伊助と金吾は三治郎の名前を大声で呼ぶ。
が、三治郎は飛んでくる手裏剣を見ることしか出来なかった。
『ぇいッ!』
Aは咄嗟に手裏剣を投げる。
もちろんそれは...
カキンッッ
命中______!
259人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - 面白いです!(∩´∀`∩) (2023年2月13日 10時) (レス) @page49 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
推ししか勝たん症候群 - 続編、ワンダホーイ!!!!(・д・ = ・д・) (2023年1月12日 1時) (レス) @page49 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
にゃび - 続きが早く読みたい (2021年8月8日 5時) (レス) id: 017fff44c1 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - モコナさん» ありがとうございます!ぜひ読ませて頂きます!これからもよろしくお願いします! (2020年2月5日 22時) (レス) id: 2ed1be5e34 (このIDを非表示/違反報告)
モコナ(プロフ) - 桜さん» こんにちは!作品読ませていただきました!とても面白いです!更新頑張って下さい!後今「忍術学園の女の子」を書いてます!是非読んでください! (2020年2月5日 21時) (レス) id: 238aca14d7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ