忍者30 ページ32
Aと土井先生は早速食堂に向かっていた。
「こっちだぞ。」
『はい!』
先頭の土井先生についていくA。
するとAは土井先生の前に不自然な跡を見つける。
不審に思ったAは土井先生を少し引っ張った。
『せ、せんせい...!』
「おっとッ?!
...全く、作法委員の誰かだな。またこんな所にこんな物仕掛けて...
A、ありがとう。」
役に立てたことが嬉しくて頬をほころばせるA。
『いえ!
土井先生がお怪我する前に気付けてよかったです!』
と言った。
いやはやしかし、土井先生は感心する。
「いやぁ、しかしよくカラクリがあるって分かったな」
そう土井先生が質問すると、Aは少し困った顔で...
『こういうのには敏感で...』
と応えた。
昔から何かしら仕掛けられ拉致られそうになったA。
(こんな簡単に言うものではいが...)
そのせいで(おかげで?)そういう仕掛けや印に敏感になってしまったのだ。
「(ある程度は聞いたことあるが、そこまでとは...)
...大変だったな」
『えへへ...』
Aもリアクションに困り苦笑で誤魔化す。
土井先生はそんなAに優しく微笑み、こういった。
「...まあ、ここは安全だから安心しなさい。(我々が絶対に危険に犯したりはしない。)」
『はい...!』
Aも『信じてます』と言うように返事をした。
「さぁ、食堂まであと少しだぞ」
『はい!』
気持ちを切り替えるように楽しく歩き出す二人。
そして食堂に向かおうとする...が、土井先生は何かを思い出した様に
「あっ」
と言った。
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勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - 面白いです!(∩´∀`∩) (2023年2月13日 10時) (レス) @page49 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
推ししか勝たん症候群 - 続編、ワンダホーイ!!!!(・д・ = ・д・) (2023年1月12日 1時) (レス) @page49 id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
にゃび - 続きが早く読みたい (2021年8月8日 5時) (レス) id: 017fff44c1 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - モコナさん» ありがとうございます!ぜひ読ませて頂きます!これからもよろしくお願いします! (2020年2月5日 22時) (レス) id: 2ed1be5e34 (このIDを非表示/違反報告)
モコナ(プロフ) - 桜さん» こんにちは!作品読ませていただきました!とても面白いです!更新頑張って下さい!後今「忍術学園の女の子」を書いてます!是非読んでください! (2020年2月5日 21時) (レス) id: 238aca14d7 (このIDを非表示/違反報告)
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