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彼女は確認する ページ42

「…なぁ、A」



ヘアピンをまたポケットに戻し、彼女が買って来た物を指定の場所へとしまっていく。

トド松もそれを手伝っていたら、不意にパソコンを弄っていたチョロ松がAに声を掛けた。



前なら此処で彼女の事を『クソ女』と呼んでいた所だが、Aの従順な態度に少し警戒を解いたのか、最近やっとまともに彼女の名前を呼ぶようになった。

しかし態度は相変わらずの辛口で、彼の態度に慣れて来たAも度々落ち込ませる事もあった。


因みに心の内でも相変わらず彼女を激しく慕っているようだ。



「なぁに、チョロ松?」

「あのバカの様子見てきてくれない?」



チョロ松はパソコンから目をそらさずに淡々と告げる。

時々おそ松は部屋にいると思ったらフラッといなくなる時がある。
チョロ松はソレを気にしているのだ。


大体は別に大した用事じゃないのだが、如何せん誰にも何も言わずに外を出るのはやはり仕事柄あまりいい事だとは思えない。

特におそ松は相棒であるチョロ松でさえも時々読めないような突拍子もない事をやってのけたりするので、心配なのだ。



「あのバカ…?」



しかしAは爐△離丱瓩噺世錣譴董誰だかわかっていないよう。

首を傾げてチョロ松を見つめると、チョロ松はジロリと視線だけ動かしてAを一瞥し、ボソッと呟いた。



「…おそ松兄さん」

「ああ、おそ松兄さん!」



するとAは納得したようでこくこく頷くと
買って来た物をしまう作業をトド松に任せ、「待っててね」と机の上のクロの頭を撫でてからおそ松の部屋へと向かった。



−−−



「おそ松兄さ〜ん…?」



コンコン、前にチョロ松に言われたようにドアを2回ノックしてからAは呼び掛ける。

しかし中から返事は聞こえず、Aは首を捻ると
またドアをノックして同じ様に声を掛けた。



「おそ松兄さ〜ん?いないの〜?入っちゃうよ〜?」



しかしやはり中から返事は無く、Aは寝てるのかなと考えるとそっとドアノブを捻ってドアを開いた。

中は相変わらず小汚い部屋だったが、唯一変わっているのはタバコの異臭がしない事。

代わりに芳香剤の香りがふんわりと広がっており、Aは前と違って鼻を摘む事なく部屋に足を踏み入れた。


Aはキョロキョロと部屋を見渡すと、赤い彼の姿を探した。

するとすぐにその姿を見つける事が出来、途端にAの鼓動が高鳴り、彼女は胸を押さえ付けた。

彼女は擽ったい→←彼女は帰宅する



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*IJu*(プロフ) - 柚原きこさん» 御指摘コメントありがとうございます!間違ってますね……寝惚けてたのかな( ˇωˇ ) わざわざ教えて下さりありがとうです!早速直しに行ってきます! (2018年1月17日 23時) (レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
柚原きこ - コメント失礼します。ページ27の7行目の『怒っている』が『起こっている』になっていますよ。 (2018年1月10日 23時) (レス) id: c3c5b55407 (このIDを非表示/違反報告)
柚原きこ - *IJu*さん» ありがとうございます!この作品を心から応援してます!更新、頑張ってください。 (2018年1月4日 21時) (レス) id: c3c5b55407 (このIDを非表示/違反報告)
*IJu*(プロフ) - 柚原きこさん» コメントありがとうございます〜! こんな作品でよろしければ是非どうぞ〜! (2018年1月4日 19時) (レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
柚原きこ - この作品のリンクとどういうものなのかを簡単に書かせていただきたいのです。もしよかったらお返事いただけると嬉しいです。長文、すみませんでした。 (2018年1月4日 17時) (レス) id: 1cca1a4110 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*IJu* | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年9月24日 1時

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