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彼女は無邪気だ ページ13

「まぁまぁチョロ松〜、そう機嫌損ねんなって。

仕事の出来によってはこれからもAちゃんもこうして連れ添ってく様になるんだから」

「ッチ…外でもお守りかよ」



しかしおそ松達にはAがこの場にいるのが不快なんだなと思われているようで、おそ松がミラーでチョロ松を見遣りながらそう言うと案の定冷たい返しが返って来た。

1番後ろの座席では相変わらずAがはしゃいでいるようで、両側にいる末っ子2人と楽しそうに談笑していた。



その様子からは確かに、これから猯↓瓩了纏をしに行くとは到底思えなかった。


おそ松は少し不安になって来て、でも表には決して出さないようニヒルな笑みを浮かべると
おもむろに前を向き、人差し指で空を指差しながら告げた。



「んじゃあ、ここらで今日のお仕事の確認と行きますか」

「確認…?」

「そーそー、確認。Aちゃんは覚えてるかな〜?」



半分茶化すようにしながら、おそ松はミラーでAの様子を見つめる。

するとAはおそ松の言葉に反応し、最後部の座席から身を乗り出すと元気よく挙手をした。



「勿論覚えてるよ!拳銃(コレ)で悪い人達を撃てばいいんでしょ?」

「ンンンーー?大雑把過ぎるぞ子猫(キティ)〜〜?」



しかしその回答はあまりにも大雑把で、あまりにも無邪気だった。

これには思わずカラ松もツッコミをせずにはいられず、Aは取り出した拳銃を片手に首を傾げた。


横から一松に「危ない」とボソッと呟かれ、慌ててAは拳銃を元の太腿のホルダーにしまい込む。

その素直な様子におそ松も思わず苦笑いを浮かべ、忘れてしまった彼女に今1度今日の仕事内容を伝えるべく確認した。



「いやぁ、ただ撃てばイイって事じゃあないんだよ?ちゃあんと作戦通りに動かなくっちゃ」

「作戦…?」

「出る前に行ったろ?今日はペアになって動くんだよ。
…因みにAちゃん、自分は誰とペアになるか覚えてる?」

「えーと、えーと……あ、シコ松!」

「おい」

「せーかい!」

「オイ!」



チョロ松がAをそして次におそ松を睨みつける。

しかし当の本人達は何処か楽しそうで、チョロ松は眉間に皺を寄せた。

ルビーは確認する→←彼女は出発する



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*IJu*(プロフ) - 柚原きこさん» 御指摘コメントありがとうございます!間違ってますね……寝惚けてたのかな( ˇωˇ ) わざわざ教えて下さりありがとうです!早速直しに行ってきます! (2018年1月17日 23時) (レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
柚原きこ - コメント失礼します。ページ27の7行目の『怒っている』が『起こっている』になっていますよ。 (2018年1月10日 23時) (レス) id: c3c5b55407 (このIDを非表示/違反報告)
柚原きこ - *IJu*さん» ありがとうございます!この作品を心から応援してます!更新、頑張ってください。 (2018年1月4日 21時) (レス) id: c3c5b55407 (このIDを非表示/違反報告)
*IJu*(プロフ) - 柚原きこさん» コメントありがとうございます〜! こんな作品でよろしければ是非どうぞ〜! (2018年1月4日 19時) (レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
柚原きこ - この作品のリンクとどういうものなのかを簡単に書かせていただきたいのです。もしよかったらお返事いただけると嬉しいです。長文、すみませんでした。 (2018年1月4日 17時) (レス) id: 1cca1a4110 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*IJu* | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年9月24日 1時

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