彼女の独り言 ページ47
「ありがとうございました！」
「サンキュ、ジェンナ殿」
「うむ！！行って世界を救ってこい！！」
別れの挨拶もそこそこにして、私達は明らかにこちら側と違う景色が映る石のアーチを潜る。
潜る前にﾁﾗｯと振り返って見ると丁度ジェンナと目が合い
彼女はﾆｯと歯を見せて笑うと大きく手を振った。
…なんだ、この女。
そう思いながらも僕はとりあえず��
すると景色は神秘的な所から草原と石以外何も無いだだっ広い場所に変わり、再び振り返った頃にはもうソレはただアーチ状に積まれた石になっていた。
「んーーーっ！」
気持ちの良い風がそよぎ、団長はその場で大きく伸びをする。
僕もその風が随分心地よくって、何だか眠くなって一つ欠伸をした。
「軽ーーく一杯ひっかけてぇな！！」
「メリオダス様ったら！」
…相変わらずすぐ酒か。
アレの何処がいいんだろ。頭の意識吹っ飛ぶだけじゃん。
「メ…メリオダス。〈十戒〉と一戦交えたというのは本当ですか？」
随分気分を開放的にしている団長にふとギルサンダーは歩み寄ると、団長にそんな事を訪ねた。
そう言えば団長、さっき〈十戒〉の所に飛ばされたんだっけ…
となると確かに戦闘不可避だと思うけれど、一体10秒の間にどんな戦いを繰り広げたのか。
「ん？ガランって奴と軽く手合わせ程度にな。
一戦って程じゃねぇさ」
…驚き通り越して呆れるよ。
〈十戒〉相手に�犲蟾腓錣鮫瓩箸蓮帖栂�石団長と言うべきか。
アンタにはホント適わないよ。
「A」
「…」
団長達の話を盗み聞きながら一人そんな事を頭の中で呟いていると
ふと忌々しい声が僕の名前を呼び、僕は思わず眉を顰めた。
でもシカトするのも仕方ないので振り返ってやると
案の定ゴウセルがアーサーと並んで立っていて
奴はアーサーの頭の上に乗っかった物体を指差しながら言葉を続けた。
「コレを取るのを手伝ってくれ」
「は？」
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＊IJu＊(プロフ) - 如月李瑠葉さん» コメントありがとうございます！ ツンデレ良いですよねツンデレ(( そんな、天災だなんて…← 僕には非常にもったいないお言葉でず…_( _´ω`)_ (2017年1月9日 12時) (
レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
如月李瑠葉 - これも面白いですね！夢主のツンデレっぷりがイイ…天才ですか！？ (2017年1月9日 1時) (レス) id: 5cf1189260 (このIDを非表示/違反報告)
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