辻 456 ページ39
「ったく……あのストーカー野郎は……」
フクロウ…否、皆帆が出て行ったのを見送ってから瞬木は�牘騰瓩罵靄修冒襪鯆�めると
役目を終えたかのように伸びていた�牘騰瓩楼�っ込んで、瞬木の影に収まった。
そうして彼はこちらの方に向き直ると「テメェもだ」と俺を睨みつけた。
「来て早々なに面倒事起こしてやがる。
こっちはこっちで忙しいんだ、こーゆー事はもう少し後になってからやってほしかったぜ…」
「わ、悪い……自分でもよくわからなくて……」
「ﾌﾝ、どうだか。……とりあえず、コイツAの所運ぶからな」
「ああ……頼むよ」
口は悪く目付きも悪いが、案外話は通じるヤツなのかもしれない。
文句は言いつつも彼は倉間を運んでくれるらしく、不安は少々残りつつも「ありがとう」と俺は素直に礼を述べた。
そのまま黙って彼は部屋を出て行こうとしたが
ふと、扉の前で立ち止まると思い出したかのように振り返り「あと、」と言葉を続けた。
「さっきのヤツには気を付けろ」
「さっきの…ヤツ…？」
急に言われて俺は思わずオウム返しに尋ねる。
さっきのヤツと言ったら……皆帆の事だろうか？
「ああ、アイツは知ってるだろーが頭の中覗き見る能力持った変態だからな。更に、その力使って相手の弱点を知るのが趣味と言ったクソ野郎だ。
お前も弱み握られたくなかったら、アイツとはあまり話さない方がいい」
……随分な物言いだが、でもその内容は最もだ。
どうやらさっきの皆帆とやらは飄々とした態度でそんな事を仕出かすらしい。
俺もあまり人には言いたくない事の1つや2つはある……彼と接する時は気を付けなければ。
「そうか…わかったよ。教えてくれてありが……」
「あと、もう1つ」
話はそれだけかと思って、俺はまた礼を述べようとしたが
その言葉を遮るように、瞬木は相変わらず俺を睨みながら続けた。
「……アイツは筋金入りの�狄�者�瓩澄�
これ以上面倒な事に巻き込まれたくなかったら、お前はAとはあまり関わるな」
「えっ……？」
俺は思わず目を見張る。
つまり俺は…イドラとも必要以上に関わるなと言われているのだ。
何故そんな事を言われなくてはならないのだろうか。
やはり俺がフィフスセクターの人間だから気に食わないのか。
それともただ単に俺に対して不信感を抱いているのだろうか。
どちらにしろ、俺にとってはあまり気分が良くなかった。
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＊IJu＊(プロフ) - ゆきうさぎさん» コメントありがとうございます！続編来てしまいした…()これからも亀更新ですが、頑張らせて貰いますー！！ (2018年8月11日 2時) (
レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきうさぎ - 続編おめでとうございます！！楽しみにしています！これからも頑張ってください！ (2018年8月10日 15時) (レス) id: dea74ddfb3 (このIDを非表示/違反報告)
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