#花畑 ページ27
とりあえず長くなる前に俺は抵当に返事を返すと
2人とも呆れたような顔をして、バンダの方を見遣った。
そうしてAは申し訳なさそうな顔をして、バンダに謝る。
A「ご…ごめんね…はー君ってちょっと疑り深い所あるから…」
ﾊﾞﾝﾀﾞ「良いんだ、ボクは気にしないよ。
それに、今のってキミを心配してるからこそ言ってくれたようなものだしね。
キミって、彼に大事にされてるんだね」
A「えっ…！？あ、あっ……えっと、いやっ……その…そんな、だ、だだ大事に、だなんて…そんなっ……」
バンダの言葉にわかりやすく動揺し、わかりやすく顔を真っ赤に染めて狼狽えるA。
両手をﾌﾞﾝﾌﾞﾝ振って慌てふためいているようだが
そんな様子にバンダはｸｽｯと笑みを零し
何故か俺の方を見て「ねっ？」と首を傾げた。
…………いや、そうなんだけどさ。
それで素直に頷けるワケねぇだろ。
−−−
好葉「うわぁ…！」
暫く進むと目の前には、一面の花畑が広がっていた。
テレビでも見た事ないような、美しい花畑が。
これには俺も目を見張って周りを見渡し、周りの景色をただただ眺めた。
……雄太達にも見せたかったな、この景色。
野咲「きれーい！」
A「凄い……」
真名部「これほど美しく香しい花畑は見た事ありません…」
久坂「行ってみようぜ！」
綺麗な花畑に皆の目が釘付けになる中
久坂ははしゃぎ始めたのかそう言うと、花畑の前に張ってあった赤いロープを跨ぎ、その先へ行こうとした。
その時。
ﾊﾞﾝﾀﾞ「＿＿＿危ないっ！！」
今まで穏やかだったバンダが、急に大きな声を出して、久坂を横から押し出した。
久坂はロープの向こうへ行く事なくその場に尻餅をつき
一瞬その痛みに顔を歪めた後に怒った様子でバンダを見遣る。
久坂「…っ…何すんだよ！」
ﾊﾞﾝﾀﾞ「赤いロープの向こうはマドワシ草の土地！行っちゃダメだ！」
A「まどわし……そう？」
だがバンダも久坂に負けないくらい真剣な顔でそう言って、おもむろに足元に落ちていた小石を拾い上げる。
ﾊﾞﾝﾀﾞ「見て！」
そしてバンダは拾った小石をロープの向こう側へと投げ捨てた。
そのまま花畑の中へ落ちて行くのかと思ったが、驚く事にそんな事はなく
何故か何も無い所で、まるで何か壁にでもぶつかったかのように弾かれた。
瞬間、目の前の景色が一変。
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＊IJu＊(プロフ) - 柊那さん» 初めまして、コメントありがとうございます！ 読んでいただきありがとです…！ ここまで来るの長かったですよね？だってpart9ですもん……((( でもこれからも更新頑張りますよ(｀･ω･´) 良かったら最後までお付き合い下さいませ！ (2017年4月7日 0時) (
レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
柊那 - はじめまして！昨日からこの小説を読ませてもらってます！とても面白くて大好きです！これからも更新頑張ってください！ (2017年4月3日 7時) (レス) id: 6886eff87c (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - 不月神さん» 初めまして、コメントありがとうございます！ 良いじゃないですか蛇！！お目目クリクリしてますし、触ると気持ちいいですし！ 爬虫類ってあんまり人に好まれませんよね…(´･ω･`) (2017年3月28日 23時) (レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
不月神 - はじめまして！私は、動物のなかでは蛇が一番好きです！！周りからよく「かわってるね」って言われます(笑) (2017年3月27日 23時) (レス) id: 7f9d6d6877 (このIDを非表示/違反報告)
雪だるま - 夢主ちゃん...(/;ω;)良かった本当に良かった...(TωT) (2017年1月21日 11時) (レス) id: 2615ba5e7b (このIDを非表示/違反報告)
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