#手厚い歓迎 ページ23
黒岩「丁重なお出迎え、感謝致します」
まさかの歓迎に驚いていると、ふと珍しく監督が前に出て、中心の人物の前へと歩み寄る。
そして手を差し出すと、その人はﾆｺﾘと微笑んでその手を握って握手を交わした。
「私は監督を務めるシムール」
黒岩「…黒岩です」
すると、途端にシムールと名乗った人の後ろに並んでいたラトニーク人達が、まるで俺達を歓迎してくれているかのように歌い出す。
その音色はまるで鈴を転がすような心地の良いもので、思わず聞き入ってしまうほど。
好葉「うわぁ…！」
葵「…綺麗」
野咲「ほんとだ…！」
A「素敵…」
この歌声に女子はうっとり。
虫を怖がっていたあの2人までも、だ。
無論Aも目を輝かせ、彼等の歌声を聞いていた。
ｼﾑｰﾙ「不慣れな土地での試合、大変でしょう。
選手達に案内させますので、私達の星を見て、知って下さい」
信助「礼儀正しくていい人達だね！」
天馬「うん！」
どうやら此処の惑星の人達はキャプテン達にとって好感触のようだ。
…まぁ、俺から言わせてみれば
イイ人過ぎて逆に怪しく感じるんだけどね。
瞬木「裏が無ければいいケドね」
皮肉をたっぷり込めて俺は言ってやると、途端にキャプテンの顔にシワが寄る。
天馬「…どういう事？」
瞬木「イイ人振ってる人は信用出来ない」
信助「そんなぁ…」
A「はー君！ダメだよ疑ったりしちゃ！」
そうしたらAまでそんな事言って、じっと俺を下から見上げる。
多分その目は睨んでるつもりだろうけど、全然怖くない。
……つかお前も少し前までは疑ってばっかりだったろ。
何だ、その見事な掌返し。清々しいな。
「えーとぉ…」
彼女の返しに思わず眉を顰めていると
ふと1人のラトニーク人が俺達の元に歩み寄る。
そして俺達一人一人の顔を覗き込みながら、首を傾げた。
「えっと、えーっとぉ…こういう時、地球の人は何て言うんだっけ？」
葵「え…？こ、こんにちは…かな？」
「そうそう！コンニチハ！」
「「こ、こんにちは…」」
どうやら地球流の挨拶がしたかったらしい。
彼はその挨拶言葉を教わると、何処か片言になりながらもぺこりと俺達の前でお辞儀をして微笑んだ。
それに野咲と空野も同じようにお辞儀をして、挨拶を返した。
……何だ、アイツ？
ﾊﾞﾝﾀﾞ「ボクはバンダ！ラトニークを代表して、この星を案内します！
よろしく！」
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＊IJu＊(プロフ) - 柊那さん» 初めまして、コメントありがとうございます！ 読んでいただきありがとです…！ ここまで来るの長かったですよね？だってpart9ですもん……((( でもこれからも更新頑張りますよ(｀･ω･´) 良かったら最後までお付き合い下さいませ！ (2017年4月7日 0時) (
レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
柊那 - はじめまして！昨日からこの小説を読ませてもらってます！とても面白くて大好きです！これからも更新頑張ってください！ (2017年4月3日 7時) (レス) id: 6886eff87c (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - 不月神さん» 初めまして、コメントありがとうございます！ 良いじゃないですか蛇！！お目目クリクリしてますし、触ると気持ちいいですし！ 爬虫類ってあんまり人に好まれませんよね…(´･ω･`) (2017年3月28日 23時) (レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
不月神 - はじめまして！私は、動物のなかでは蛇が一番好きです！！周りからよく「かわってるね」って言われます(笑) (2017年3月27日 23時) (レス) id: 7f9d6d6877 (このIDを非表示/違反報告)
雪だるま - 夢主ちゃん...(/;ω;)良かった本当に良かった...(TωT) (2017年1月21日 11時) (レス) id: 2615ba5e7b (このIDを非表示/違反報告)
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