#火山弾 ページ11
試合は再開し、相手側からのキックオフ。
相手はボールを蹴った瞬間、全員上がり始めた。
全員攻撃だ。
神童『アインザッツ！！』
ゴール前で神童君は相手からボールを奪い取ると、そのまま必殺タクティクスを発動し相手陣地に攻め込んで行く。
ロダン「今だよ！」
すると相手のチビッ子選手が何やら指示を出し
途端に相手のメンバー全員が、ボールには目もくれずセンターラインを超えて来た。
つまり、相手の陣地にはキーパー以外味方がいない。
完全なガラ空き状態。
一体どういう事なの…？まるでチャンスを与えてくれているみたい。
何かの罠、なのかな…？それとも、何か作戦が……
井吹「神童！！攻めるな！！」
神童「…！
皆、戻れ！！」
A「えっ…？」
途端にキャプテンは顔色を変えて、そんな指示を出した。
だけどその意味がわからなくって、思わず声が漏れる。
折角こんなにゴール前が空いているのに、戻れだなんて…どうして？
瞬木「何で！すげぇチャンスだろ！」
神童「いいから戻るんだ！！」
はー君もやっぱり不満のようで、すぐに反論したけれど
それでも神童君はそう指示を出し、はー君は渋々と言った様子で戻って行った。
相手陣地まで攻め込んでいた他の味方も皆神童君の指示に従いこちらの陣地に戻って来る。
そうして丁度皆がこっちの陣地に集まったその時
空から何やら降ってくるのが見えた。
あれは…隕石？
いや…あれは、火山弾…！？
突如降り注ぐ無数の火山弾。
それらは皆あちら側…つまり、私達が今攻めようと思っていたガードン側の陣地に落ちた。
まさかこんなものが降ってくるとは思わなかった私は大いに驚いてしまって、思わず尻餅をついてしまう。
相手の陣地にはクレーターのような大穴が幾つも出来上がり、皆はその光景をただただ呆気に取られた顔をして呆然と眺めていた。
天馬「もしあのまま攻め込んでいたら…」
瞬木「ああ…俺達まとめて木っ端微塵だぜ」
ま……まさか、ここまでして来るだなんて。
あんなの、掠っただけでも大怪我じゃん。
そんなの容易に想像出来る。
下手したら死んじゃうよ。
A「………はー君達……大丈夫そうで、よかった……」
そうじゃなかったら………私。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 64人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「イナズマイレブン」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
＊IJu＊(プロフ) - 柊那さん» 初めまして、コメントありがとうございます！ 読んでいただきありがとです…！ ここまで来るの長かったですよね？だってpart9ですもん……((( でもこれからも更新頑張りますよ(｀･ω･´) 良かったら最後までお付き合い下さいませ！ (2017年4月7日 0時) (
レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
柊那 - はじめまして！昨日からこの小説を読ませてもらってます！とても面白くて大好きです！これからも更新頑張ってください！ (2017年4月3日 7時) (レス) id: 6886eff87c (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - 不月神さん» 初めまして、コメントありがとうございます！ 良いじゃないですか蛇！！お目目クリクリしてますし、触ると気持ちいいですし！ 爬虫類ってあんまり人に好まれませんよね…(´･ω･`) (2017年3月28日 23時) (レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
不月神 - はじめまして！私は、動物のなかでは蛇が一番好きです！！周りからよく「かわってるね」って言われます(笑) (2017年3月27日 23時) (レス) id: 7f9d6d6877 (このIDを非表示/違反報告)
雪だるま - 夢主ちゃん...(/;ω;)良かった本当に良かった...(TωT) (2017年1月21日 11時) (レス) id: 2615ba5e7b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
