▼冴えない背中 ページ3
バカ兄弟もいなくなった所でハーフタイムとなり、私達はベンチへ。
空野からドリンクとタオルを手渡され、私は受け取るとタオルで汗を拭き取り、ドリンクを1口。
いやぁ！散々こっちバカにしてきた奴らを返り討ちにした後に飲むドリンクは最高ですなぁ！
それに最後は私がシュート決めたし！
あのシュート、今まででいっちばん気持ち良かった。
それに和人とも協力出来たし……
皆帆「でもキミがまさか僕と同じ事してくれるだなんてね」
A「ｺﾞﾎｯ？！」
…なんて考えながらもう一口ドリンクを喉に流し込んでいたら
その直後に隣からふと和人の声が聞こえ、和人の事を考えていた私は驚きのあまりドリンクが変な所に入っていってしまった。
和人から顔をそらして私は咳き込むと、後ろで「大丈夫？」とこちらを心配してくれる優しい声。
しかし元凶はコイツである。
だがすぐ楽になって私は最後に1つ深呼吸をしてから和人の方を向くと
和人は途端ににこりと笑い、口を開いた。
皆帆「そんなに驚かなくってもいいのに…
らしくもなく考え事でもしてたの？」
A「…らしくもなくは余計だろ」
ちょっと癪に障る言い方。でも全然ムカつかない。
それに心を半分見透かされていて、私は和人から目をそらすが、彼からの視線は変わらず私に注がれていた。
それでも和人から目をそらし続けていたら、ふと視界に入った久坂の背中が何だか冴えないような気がした。
こっち向いてないから表情はさっぱりわからないが何か何となく、しょぼくれてるっつーか、悩んでるようっつーか……
………とにかく、いつも通りの久坂ではないな。
どうしたんだろう、久坂。
皆帆「ところでA、昨日の約束覚えてる？」
A「ｹﾞﾎｯ！？」
項垂れる久坂を見遣り、私はそんな事を考えながらおもむろにドリンクを口に運ぶと
飲んだ直後に和人が不意にそんな事を尋ねて来て、私はまた思わず咳き込んだ。
今度はさっきと違いなかなか楽になれず、激しく咳き込んだ後は涙目。
やっと息がまともに出来るようになると、私は息を整えながらｷｯと和人を睨みつけた。
和人は心配そうに咳き込む私を見つめていたが、私が睨みつけると「ごめんね」と苦笑する。
……コイツ、わざとやってんじゃあるまいな？
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ルナストーン(プロフ) - ＊IJu＊さん» すみません…あの…僕…調べるとき…G○ogle知ってまして…使ってますので…ご心配なく…？ (2020年10月14日 0時) (
レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - ルナストーンさん» Googleがややこしかったら『コトバンク』という辞書アプリをオススメします！簡単で見やすく、基本無料なのでお手軽に調べられますよ〜！自分も文章を書く時にお世話になっているアプリです〜！ (2020年10月14日 0時) (レス) id: 1371b955e9 (このIDを非表示/違反報告)
ルナストーン(プロフ) - ＊IJu＊さん» わっ…分かりました…！ (2020年10月14日 0時) (レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - ルナストーンさん» 皆まで言うな』は「全部言わなくていい」という感じの意味なので『最後まで言うな』と意味的にはほぼ同じかと……辞書で調べればおそらく載ってると思いますし、Google先生でも調べられますので、詳しくはそちらの方で調べてみてくれれば…！ (2020年10月13日 23時) (レス) id: 1371b955e9 (このIDを非表示/違反報告)
ルナストーン(プロフ) - ＊IJu＊さん» あっ…多分そう…です…？（意味的に同じとは…？小学生（？！）にも分かるように説明して欲しいのですが…） (2020年10月13日 23時) (レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
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