▼運命の時 ページ15
その後、私達はギャラクシーノーツ号に乗り込み、惑星ラトニークを飛び立った。
今回の星は他と違い随分と印象深く、そして心に深く残る星だった。
そう思う大方の要因はやはりバンダ、彼であろう。
だってあんなにもイイヤツ、地球にだってそうそういない。
色々世話にもなったし、何より彼はこんな私も気にかけてくれて、応援してくれて。
……どうして良い人達ばかり、私の周りからいなくなってしまうのだろう。
もしもこのまま消え続けて、アイツまでもいなくなってしまったら＿＿＿＿＿＿
皆帆「…やっぱり、また此処にいた！」
通路の窓から離れていく緑の惑星を眺めていたら
ふとヤケに弾んだ声が聞こえ、振り返る。
そこには案の定和人が立っていて、彼は私の元に駆け寄ると、妙にﾆｺﾆｺ笑顔を浮かべながら「相変わらずAは此処が好きだね」と私に尋ねた。
A「ああ…まぁ。宇宙の景色って綺麗だし」
皆帆「でも今回はそれだけじゃないんじゃないかな？」
A「…はぁ、わかるか」
皆帆「わかるよ。Aってわかりやすいから」
ｸｽﾘと笑う和人から私は目をそらす。
…否定はしないけれど、でもそう言ってるお前は私の気持ちにまでは気付いてなんかないんだろ？どうせ。
鋭いんだか鈍いんだか、よくわからんヤツだ。
A「………で？今度は私に何の用かな？探偵さん？」
再び窓から外を眺めながら、私はそうやって1度すっとぼけてみる。
すると和人から「とぼけないでよ」と返され、微かに眉を顰めた。
皆帆「昨日、約束したのはキミからじゃないか。
……忘れたとは、言わせないからね」
A「そんな睨まないでよ。ちゃんと覚えてるから」
皆帆「そ、そっか…なら良かった」
A「……ん」
皆帆「……」
A「……」
途端に漂う気不味い沈黙。
いつもならすらすらと言葉が出て来るのに、今回ばかりは流石に詰まる。
それは和人も同じようで、和人は顔をほんのり赤く染めながら視線を落とし、拳を握りしめていた。
そんな反応見たら、こっちまでちょっと照れくさくなってって。
でもバンダとの約束を思い出して、私は和人の方を見遣ると1つ深呼吸。
そうして私は、震える唇をこじ開けた。
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ルナストーン(プロフ) - ＊IJu＊さん» すみません…あの…僕…調べるとき…G○ogle知ってまして…使ってますので…ご心配なく…？ (2020年10月14日 0時) (
レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - ルナストーンさん» Googleがややこしかったら『コトバンク』という辞書アプリをオススメします！簡単で見やすく、基本無料なのでお手軽に調べられますよ〜！自分も文章を書く時にお世話になっているアプリです〜！ (2020年10月14日 0時) (レス) id: 1371b955e9 (このIDを非表示/違反報告)
ルナストーン(プロフ) - ＊IJu＊さん» わっ…分かりました…！ (2020年10月14日 0時) (レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - ルナストーンさん» 皆まで言うな』は「全部言わなくていい」という感じの意味なので『最後まで言うな』と意味的にはほぼ同じかと……辞書で調べればおそらく載ってると思いますし、Google先生でも調べられますので、詳しくはそちらの方で調べてみてくれれば…！ (2020年10月13日 23時) (レス) id: 1371b955e9 (このIDを非表示/違反報告)
ルナストーン(プロフ) - ＊IJu＊さん» あっ…多分そう…です…？（意味的に同じとは…？小学生（？！）にも分かるように説明して欲しいのですが…） (2020年10月13日 23時) (レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
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