彼女の応戦 ページ33
やがてその大きな建物は“お城”だということがわかった。
だんだん地面が近付いてきて、下には沢山の数の騎士達。
うわぁ…まるで御伽話の世界の……
…………………って、
これ着地どうすればいいのっ！？
私裸足だよ？！
てかその前にゴウセル様達もどうやって……
「うわっ？！」
地面がすぐそこまで迫ると、私は再び体が浮き上がった。
私の肩と足には、ゴウセル様の手。
「大丈夫か、リラ？」
着地するとゴウセル様は私を抱え、そのままメリオダスとバンの後に続く。
…って、こんな時にまでコレかよっ！？
「あくまで目的はエリザベスの奪還！
戦闘は最小限にとどめておけ！！」
「了解」
「その最小限はもっちろん
「
そう答えたメリオダスは、今までに見た事のない、まるで鬼のような形相だった。
あんなメリオダス、初めて見た……
……って、会ってまだ1日なんだけど。
「
メリオダスは聖騎士達の技を軽々と返し、次々に襲い掛かる聖騎士達を蹴散らしていく。
何なんだ、あれ…
あの人はさっきまで王女様のスカートん中に頭突っ込んでたメリオダス、か…？
思わずそう思ってしまうほど、メリオダスは豹変していた。
「…とゆうか、そろそろ下ろしてよ、ゴウセル様」
そう言えば、と思って私はゴウセル様を見上げる。
「何故だ？」
「私も戦うんだよっ！
技だってあるし、私も手伝わないと…」
「だがお前は裸足だぞ？」
「それを今気にするのっ？！
いいから下ろせっ！！」
「あっ」
なかなか下ろしてくれないゴウセル様に私は苛立ち、走っているのも構わず強引に彼の腕から抜け出した。
着地した瞬間、小石が刺さる感触と地面に擦れる摩擦の熱に一瞬顔を歪める。
だけど、今は我慢。
邪魔な
私は弓を構えて高くジャンプし、矢の先端を下にいる聖騎士に向ける。
「
1番高く体が浮き上がった所で矢を放った瞬間、
この光景が何故だか懐かしく感じた。
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＊IJu＊(プロフ) - ユキヤさん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けているようで嬉しいです^^名前についてはどちらも変更可能ですので、そちらで御自身のお好きな名前に変えて頂ければ……！ (2022年9月10日 18時) (
レス) id: c0312d3eb1 (このIDを非表示/違反報告)
ユキヤ - 名前が一緒でめっちゃ読みにくいけどめっちゃおもろい今日このごろ (2022年9月10日 12時) (レス) id: 30a2e3b099 (このIDを非表示/違反報告)
銀来(プロフ) - そうなんですか．．．まぁ、アニメキャラはみんな可愛いです。機会があったら調べてみますね♪ (2015年8月13日 21時) (レス) id: 578c57ad6f (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - 銀来さん» いえ、好葉というキャラクターがいるんですよ…紛らわしくてすみませんorz 因みにマギはあまりわかりません、ごめんなさいorz (2015年8月13日 13時) (レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
銀来(プロフ) - 好葉→紅覇ですか？えっと、要するに、マギ好きですか！？ (2015年8月12日 16時) (レス) id: 6789b7c894 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊IJu＊ | 作成日時：2015年3月23日 19時
